ブラッド・ガーリングハウス
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ブラッドリー・ケント・ガーリングハウス(英: Bradley Kent Garlinghouse、1971年2月6日 - )は、アメリカ合衆国の実業家。ブロックチェーン企業であるリップル社(Ripple Labs, Inc.)の最高経営責任者(CEO)として知られる。以前はYahoo!、AOL、Hightail(旧YouSendIt)などの企業で要職を歴任し、特に2006年にYahoo!社内で起草した「ピーナッツバター・マニフェスト」で注目を集めた[1]。
ガーリングハウスは、ビットコインのアーリーアダプターとしても知られている。2012~2013年頃、当時エンジェル投資家であったガーリングハウスは、ユタ州で開催されたオーレン・ホフマンとピーター・ティールが主催するカンファレンス「Dialog」に参加したことでビットコインを知り、投資を開始した。これが2015年にリップル社の事業に参画するきっかけになった。リップル社に入社する以前は、Filecoinを開発するProtocol Labsにエンジェル投資家として投資していた[2]。
経歴
生い立ち
カンザス州トピカに生まれ、カンザス大学で経済学を学び学士号を取得。その後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA(経営学修士)を取得した。
AOLおよびYahoo!
2003年から2006年までAOLに在籍し、消費者向けアプリケーション部門のプレジデントを務めた。2006年にYahoo!に移籍し、上級副社長(SVP)としてYahoo! Mail、Messenger、Flickrなどのサービスを統括した。
同年11月には、社内の事業分散を批判したメモ「ピーナッツバター・マニフェスト(Peanut Butter Manifesto)」を社内向けに発表し、大きな反響を呼んだ[3]。
Hightail(YouSendIt)
2012年から2014年にかけて、ファイル転送サービス企業YouSendIt(後にHightailに改称)のCEOを務め、ブランドの刷新とモバイル戦略を推進した。
Ripple Labs
2015年4月、ブロックチェーン事業を手がけるリップル社(Ripple Labs, Inc.)の事業に最高執行責任者(COO)として参画し[4]、2016年12月に創業者のクリス・ラーセンに代わって最高経営責任者(CEO)に昇格した[5]。
リップル社では、XRP Ledgerを基盤とする国際送金ネットワーク「RippleNet」や「Ripple Payments」の事業拡大を推進。2023年以降、カストディ事業者のMetaco、Standard Custody & Trust Company、プライムブローカーのHidden Roadの買収を通じて、企業向けの包括的なブロックチェーン金融インフラの構築を進めている。
受賞歴
2026年4月21日、ブラッドはハーバード・ビジネス・スクールの2026年ビジネスリーダー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。彼はステージ上でリップル社の共同創設者兼会長のクリス・ラーセンとともに40分間の炉辺談話を行い、リップル社がスタートアップから世界で最も影響力のあるフィンテック企業の1つになるまでの道のり、暗号資産業界全体の法的枠組みを再構築した数年にわたるSEC訴訟、そして世界のデジタル金融の今後の展望について語り合った。このイベントはサンフランシスコのジュリア・モーガン・ボールルームで250名以上のビジネスリーダーとハーバード・ビジネス・スクールの卒業生の前で行われた[6]。