ブリーガ・アルタ
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| ブリーガ・アルタ Briga Alta | |
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ウペガ集落。タナーロ川に架かる橋の上から。 | |
| 行政 | |
| 国 |
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| 州 |
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| 県/大都市 |
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| CAP(郵便番号) | 18025 |
| 市外局番 | 0174 |
| ISTATコード | 004031 |
| 識別コード | B175 |
| 分離集落 | Carnino, Piaggia, Upega |
| 隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
| 地震分類 | zona 3A (sismicità bassa) |
| 気候分類 | zona F, 3939 GG |
| 公式サイト | リンク |
| 人口 | |
| 人口 | 42 [1] 人 (2020-01-01) |
| 人口密度 | 0.8 人/km2 |
| 文化 | |
| 住民の呼称 | brigaschi |
| 守護聖人 | 聖ジャコモ (san Giacomo) |
| 祝祭日 | 7月25日 |
| 地理 | |
| 座標 | 北緯44度04分52.67秒 東経07度44分27.2秒 / 北緯44.0812972度 東経7.740889度座標: 北緯44度04分52.67秒 東経07度44分27.2秒 / 北緯44.0812972度 東経7.740889度 |
| 標高 | 1310 (1160 - 2651) [2] m |
| 面積 | 52.18 [3] km2 |
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ブリーガ・アルタ(イタリア語: Briga Alta)は、イタリア共和国ピエモンテ州クーネオ県にある、人口約50人の基礎自治体(コムーネ)。
ピエモンテ州最南端で、フランスとの国境に位置する。イタリア国内で定住人口が最小規模のコムーネの一つであり、人口密度が 1 人/km² を下回るイタリア唯一のコムーネである(2011年現在)[3]。
地理
位置・広がり

ブリーガ・アルタは、クーネオ県最南端(ひいてはピエモンテ州最南端)のコムーネであり、西はフランスとの国境となっている。コムーネの領域は伊仏国境に沿って南北に細長く、南のインペリア県(リグーリア州)に突き出す形になっている。また、北西に飛び地がある。
行政上の中心地(Capoluogo)となっているピアッジャ(Piaggia)は、コムーネ最南部に位置する。ピアッジャは、タンドから東へ12km、インペリアから北西へ31km、県都クーネオから南南東へ37km、ニースから北東へ57km、州都トリノから南へ110kmの距離にある[4]。
コムーネ北部には分離集落ウペガ(Upega)とカルニーノ(Carnino)がある。ウペガはピアッジャから北北西へ5km、カルニーノはウペガから北北東へ2kmという位置関係にある[4]。ピアッジャとウペガを自動車で結ぶ道路は、約10kmにわたってリグーリア州内(インペリア県メンダーティカの村域内)を通っており、しかもサルセ峠(Colletta delle Salse)を越えなければならない[5]。
この村は、民族的・言語的な一体性を有するテッラ・ブリガスカ (it:Terra brigasca) と呼ばれる、伊仏国境にまたがる地域の一部である。かつてはブリーガ・マリッティマ(現在はフランス領ラ・ブリギュ。ピアッジャから西へ11km[4])を中心とする自治体の一部であったが、第二次世界大戦後にイタリアとフランスの国境がリグリア・アルプスの主稜線上に移動された(主稜線西側のイタリア領がフランス領に編入された)際、主稜線東側(タナーロ川流域)にあたるピアッジャ、ウペガとカルニーノがイタリア領にとどまり、ブリーガ・アルタとなった。
隣接コムーネ
隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のIMはインペリア県所属。FRはフランス領を示し、FR-06はアルプ=マリティーム県所属。
- キウーザ・ディ・ページオ - 北
- ロッカフォルテ・モンドヴィ - 北
- オルメーア - 北東
- コージオ・ディ・アッローシャ (IM) - 東
- メンダーティカ (IM) - 南東
- トリオーラ (IM) - 南
- ラ・ブリギュ (FR-06) - 南西
- タンド (FR-06) - 西
- リモーネ・ピエモンテ - 北西
地勢

伊仏国境となっているリグリア・アルプス主稜線の東麓にあたる地域で、タナーロ川の最上流部に位置している。タナーロ川の源流部にあたる2つの河川が源を発する。
コムーネの最高地点は、コムーネ北西部に位置し、フランスとの国境にある マルグアレイス山(2651 m)である。マルグアレイス山はリグリア・アルプスの最高峰である。
このほか、主稜線上にベルトランド山 (it:Monte Bertrand) (2481 m)や、サッカレッロ山 (Monte Saccarello) (2200 m、フランス語名:モン・サカレル)といった山々がある。コムーネ最南部に位置するサッカレッロ山はフランス領およびリグーリア州との交点となっており、またリグーリア州最高峰である。
歴史
このコムーネは、かつてのブリーガ・マリッティマ(Briga Marittima、現在はフランス領ラ・ブリギュ)の一部であった。
この一帯はもともとはニース(ニッツァ)伯領 (County of Nice) で、中世以来「イタリア」と「フランス」の間で複雑な領有権の変更があった地域である。中世初期にはプロヴァンス伯が支配し、14世紀以来サヴォイア家の領土となった。19世紀にはフランスとイタリア(サヴォイア家のサルデーニャ王国、のちイタリア王国)の間で複雑な領有の変更が行われた。1860年、ニース伯領のうちニース市を含む大部分はフランスに編入されたが、タンド(イタリア語名: テンダ Tenda)やラ・ブリギュ(ブリーガ・マリッティマ)など山間部はイタリア領にとどまった。
第二次世界大戦終結後の1947年に結ばれたパリ条約では、アルプス付近の5か所で伊仏国境の変更(イタリア領からフランス領への編入)が行われた (Territorial evolution of France#The National territory since 1945) 。ブリーガ・マリッティマを含むタンド周辺地域は、その中でも最も大きな変更が行われた地域で、リグリア・アルプス主稜線上に国境線が移され、広い地域がフランス領に編入された。1947年2月10日、ブリーガ・マリッティマの大部分はフランス領となったが、主稜線東側のピアッジャ、ウペガとカルニーノがイタリア領として残り、ブリーガ・アルタとなった。もともとのブリーガ・マリッティマを主稜線で分割したために、イタリア側のブリーガ・アルタにも、フランス側のラ・ブリギュにも、それぞれ飛地が生じている。
行政
山岳部共同体
広域行政組織である山岳部共同体「アルト・タナーロ・チェバーノ・モンレガレーゼ山岳部共同体」 (it:Comunità montana Alto Tanaro Cebano Monregalese) (事務所所在地: チェーヴァ)を構成するコムーネの一つである。
住民
人口推移
| 人口推移 | ||
|---|---|---|
| 年 | 人口 | ±% |
| 1861 | 1,291 | — |
| 1871 | 1,361 | +5.4% |
| 1881 | 713 | −47.6% |
| 1901 | 545 | −23.6% |
| 1911 | 776 | +42.4% |
| 1921 | 679 | −12.5% |
| 1931 | 418 | −38.4% |
| 1936 | 379 | −9.3% |
| 1951 | 285 | −24.8% |
| 1961 | 225 | −21.1% |
| 1971 | 161 | −28.4% |
| 1981 | 120 | −25.5% |
| 1991 | 81 | −32.5% |
| 2001 | 62 | −23.5% |
| 2011 | 48 | −22.6% |

文化・観光
マルグアレイス山一帯は、マルグアレイス自然公園 (it:Parco naturale del Marguareis) として指定されている。

