ブルマジーニョ尾鉱ダム決壊事故
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| 現地名 | Rompimento de barragem em Brumadinho |
|---|---|
| 日付 | 2019年1月25日 |
| 場所 | |
| 座標 | 南緯20度07分11秒 西経44度07分17秒 / 南緯20.11972度 西経44.12139度座標: 南緯20度07分11秒 西経44度07分17秒 / 南緯20.11972度 西経44.12139度 |
| 種別 | ダム決壊 |
| 関係者 | ヴァーレ |
| 死者 | 259人 |
| 負傷者 | 23人 |
| 行方不明者 | 11人 |
ブルマジーニョ尾鉱ダム決壊事故 (葡: Rompimento de barragem em Brumadinho) は、2019年1月25日にブラジルのミナスジェライス州ブルマジーニョで鉄鉱石の尾鉱を蓄えていたダムが決壊した事故である[1][2][3]。このダムは資源大手のヴァーレが所有していたが、同社のダムは2015年にも同様の事故 (ベント・ロドリゲス尾鉱ダム決壊事故) を起こしている[4]。第一ダム (Barragem I) から流出した泥流が下流の街を覆い[5][6]、死者259人、行方不明者11人の惨事となった[7]。

2015年11月にマリアナで死者19人を出しベント・ロドリゲス村を壊滅させたベント・ロドリゲス尾鉱ダム決壊事故が発生した当時、ミナスジェライス州の鉱山管轄当局は続く2年のうちに職員の4割が退職予定であるという危機的状況であった[8]。ブルマジーニョの決壊事故は、ベント・ロドリゲス尾鉱ダム決壊事故から3年2か月後に発生した。
専門家によればブラジルでは規制構造の不備や責任逃れを助長する規制の不整合が顕著であり[9]、実際にベント・ロドリゲス事故から3年のうちに、原因企業は7億8500万レアルの罰金のうちわずか3.4%しか支払っていない[9]。
ベント・ロドリゲス尾鉱ダム決壊事故はブラジル史上最悪の環境災害とされ、捜査が継続中である[10]が、この事故はそれを上回る規模の大災害となった。
崩壊



ダムは2019年1月25日の正午過ぎに決壊し、泥流がちょうど数百人の鉱山労働者が昼食を摂っていた鉱山の管理区域と、鉱山から約1キロメートル離れた小さな集落ヴィラ・フェルテコに襲い掛かった。午後3時50分には泥流がサン・フランシスコ川の支流でベロオリゾンテ都市圏の1/3の水源となっているパラオペバ川に流れ込んだ[11][12]。
国家鉱山局の登録情報によると、2001年にヴァーレに買収されたフェルテコ・ミネラシアンが1976年に築造したコヘーゴ・ド・フェイジョンダムは、低リスクながら潜在的に損傷の危険があるとみなされていた。州環境・持続可能開発部はダムの築造は正式な認可を受けていたと声明を出した。ヴァーレは2018年12月にダムからの廃棄物 約1,170万立方メートルを再利用し、ダムの使用を停止する許可を取得していた。ダムは2014年から尾鉱の受け入れをしておらず、ヴァーレによれば隔週で実地検査を行っていたという[13]。
ブルマジーニョで世界最大の野外博物館を運営しているイニョチン (Inhotim) は念のため避難した[14]。
二次崩壊の懸念
1月27日午前5時30分ごろ、降雨により水位が上昇したためヴァーレが所有する近隣の別のダム (第6ダム) が決壊する恐れがあるという警報が出た。このためブルマジーニョの中心部を含む複数の地区の住民 約24,000人が避難し、救助活動も一時中断された[15]。

