ブルーバ

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ブルーバ
監督 鈴木重吉
脚本 小国英雄
原作 南洋一郎
製作 永田秀雅
出演者
音楽 伊福部昭
撮影
製作会社 大映東京撮影所
配給 大映
公開 日本の旗 1955年10月25日[注釈 1]
上映時間 88分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ブルーバ』は、1955年昭和30年)10月25日公開の日本の映画[2][3][注釈 1]大映東京撮影所製作[4][2]、配給は大映[4]。監督は戦前から活躍していた鈴木重吉、音楽は伊福部昭が担当[5][3]。特殊撮影は築地米三郎[6][1][3]モノクロスタンダード[3]。上映時間は88分[1]

冒険小説家南洋一郎の小説『バルーバの冒険』シリーズを映画化したアクション映画、アドベンチャー映画。

渡部博士とその娘礼子は、20年前に消息を絶った志賀博士を捜索するためアフリカに赴く[1]。しかし渡部はそれだけではなく、かつて志賀博士より受け取ったダイヤモンド鉱山を探す目的も持っていた[1]。幾多の苦難の後遂に絶体絶命のピンチに陥った一行の前に、動物と会話出来る少年が現れる[1]。その少年こそ、志賀博士の遺児、志賀丈児ことブルーバだった[5][1]

ブルーバは礼子と親しくなり、次第に日本語も覚えていく[1]。一方、ダイヤモンド鉱山にたどり着いた渡部たちは食人族に襲われ、ブルーバに助けられる[1]。ブルーバに日本へ帰るよう促す渡部らであったが、ブルーバはジャングルへと戻り、礼子もその後を追っていった[1]

略歴・概要

あらすじの通り、『少年ケニア』などと同じく日本版『ターザン』というべきものである[1]。原作の南洋一郎は、戦前よりルパンの児童向け翻訳やターザンものの翻訳で有名であり、戦後その流れで書いた冒険小説の映画化である[1]

主演の浜口喜博は競泳選手で、1952年ヘルシンキオリンピック男子800m自由形リレーで銀メダルを獲得し、競技引退後俳優に転向した初出演、初主演作である[5][1][7]。なお、『ブルーバー』とは、彼が動物を呼ぶ際の掛け声に由来している[注釈 2]。本物の動物が登場することがアピールされ、動物園でのイベントなども催された[7]

ジャングルシーンの撮影は、アメリカハリウッドサミュエル・ゴールドウィン・スタジオに常設されていたジャングルセットで行われた[1][7]。日本映画としては初めて、同スタジオから記念の盾が贈られた[1]。そのほかのシーンは、アメリカでのロケやアフリカの実景のライブラリーフィルムなどによる[1][注釈 3]。礼子を襲うゴリラの造形物は、前年に20世紀フォックスの映画で使用されたものを流用している[1]

キャスト

スタッフ

以下のスタッフ名は角川映画及びKINENOTEに従った[4][2]

映像ソフト化

  • 1993年にパイオニアLDCより「特撮映画秘蔵シリーズ」の1枚としてLDソフトで発売[1]。品番 PILD-7087[1]
  • 1999年に徳間ジャパンコミュニケーションズより「大映ビデオミュージアム」の1本としてVHSソフトで発売
  • 2015年12月にデアゴスティーニ・ジャパンにより「大映特撮映画DVDコレクション全国版(34) 2016年 1/5 号」として DVD(雑誌)発売された。

脚注

参考文献

外部リンク

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