ブルーフィルム (ポルノグラフィ)

From Wikipedia, the free encyclopedia

ブルーフィルム(Blue Film)は、かつて製作されたポルノグラフィを題材とした映画ポルノ映画)、映像作品。多くは非合法作品。

映画草創期から作られた性的猥褻な映像作品、または映像媒体でのポルノグラフィを指す俗称である。多くの作品は風紀、治安面から非合法であり摘発の対象であったため、製作、複写、所持、上映が容易な短編の8mmフィルムであった。

日本では大正年間以降、料亭温泉宿などで小規模な秘密上映会が盛んに行われていた。 1916年に出版された永井荷風の小説『腕くらべ』には「いつかのやうな会員組織の、猛烈な封切はないでせうか」という秘密上映会を示唆する会話が出てくる[1]。戦後の1952年くらいまでが全盛だったとされ、摘発を受けながらも浅草吉原周辺には常設上映場が10カ所以上もあった[2]。製作サイドも素人のほかプロも興味本位、小遣い稼ぎで参加していたため、時には芸術性の高い作品も現れた。

1970年に摘発された暴力団員を中心としたブローカーは、1960年代に10万巻におよぶ作品を製作、複製、販売したとされており[3]、氷山の一角と考えれば普及度が窺い知れる出来事となった。しかし、ブルーフィルムは1970年代に普及し始めたビデオデッキビデオテープの出現により、急速に姿を消していった。

ブルーフィルムを扱う映画

ブルーフィルムを扱う書籍

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI