ブルームーン (バラ) From Wikipedia, the free encyclopedia ブルームーン(秋田県大館市、石田ローズガーデン) ブルームーン(Blue Moon)は、バラの園芸品種の一つ。1964年に西ドイツで、マティアス・タンタウ・ジュニアによって作出された[1][2][3]。紫雲やラプソディ・イン・ブルーといった品種の交配親となった。 四季咲き・直立性のハイブリッド・ティー系のモダンローズ[1][2][3][4]。交配種は、( スターリングシルバー×実生 ) × 実生[1][2]。樹高は1.4-1.5m、株張りは60cm[1][2][3][4]。ラベンダー色の花を咲かせる大輪種[2][3]。花の青みは、温度や施肥によって濃くも淡くもなる[5]。半剣弁高芯咲きまたは半剣弁抱え咲きで、弁数は30枚、花径は11-13㎝[1][2][4]。一輪から数輪の房咲きになる[1]。切り花向きの品種[4]。花付きがよく花もちも普通だが、花弁が薄いため雨で傷み易い他にも、開花せずに腐ってしまうことがある[1][2][注 1]。棘は少ない[1][5]。強香種で、ダマスクとティーの混在した、いわゆるブルーローズの香りがする[3][2][4]。樹勢は普通[1][注 2]。耐病性の評価はばらばらで、優れると書くものからやや弱いと評価するものまである[1][3]。青系のバラの中では比較的耐病性がある方である。順調に生育させるには、しっかりとした病害虫対策が必要[1]。夏の高温期には、青バラ特有の下葉の落葉現象が見られることがある[1][2]。春の開花後に十分施肥しないと、2番花以降の花数が減る[1]。冬季の寒さで枝に黒い斑点が出ることがあるが、病気ではない[1]。国によってはSissi🄬、Blue Mondayの別名で流通している[1][3]。 枝変わりにつる性の、つるブルー・ムーンがある[1]。1981年にアメリカ合衆国で、F.A.Mungiaによって作出された[2]。3m程度にまで成長するが、つるバラとしての性質は劣る[1]。用途はフェンスへの誘引に限られる[1]。 脚注 [脚注の使い方] 注 ↑ 花付きはあまりよくない、と書く本もある[4]。 ↑ 樹勢が強く、育てやすいと書く本もある[2]。 出典 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 河合伸志『美しく育てやすいバラ銘花図鑑』日本文芸社、2019年3月20日、94頁。ISBN 978-4-537-21667-7。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 NHK出版 編『別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科 選ぶ、育てる、咲かせる』日本放送出版協会、2006年4月20日、164頁。ISBN 978-4-14-645776-8。 1 2 3 4 5 6 7 村上敏『モダンローズ』2017年3月11日、106頁。ISBN 978-4416-61698-7。 1 2 3 4 5 6 藤岡友宏『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 バラ ハイブリッド・ティーとフロリバンダ』2003年5月15日、35頁。ISBN 4-14-040201-6。 1 2 寺西菊雄・前野義博・村田晴夫・小山内健 編『四季咲き木立ちバラ図鑑728』講談社、2006年3月20日、68頁。ISBN 4-06212945-0。 Related Articles