ブレイザー (ゲーム)
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| ジャンル | シューティングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | アーケードゲーム |
| 開発元 | ナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント) |
| 発売元 | ナムコ |
| 人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
| 発売日 | 1987年7月 |
『ブレイザー』(Blazer) は、1987年7月にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)からリリースされたアーケード用シューティングゲーム。BLAZER(輝ける勇者)とは、真の勇敢なる戦士にのみ与えられる称号である[1]。
ナムコとしては1985年の『バトルシティー』以来のタンクシューティングゲーム。クォータービューで表現されたフィールドマップ画面で、自機であるタンク、ヘリコプター、ホバークラフトを操作し、敵機を撃破しつつ、敵の前線基地を目指して破壊するのがプレイヤーの目的となる。3D風に見下ろした画面で、見かけ上は右斜め上へスクロールする[1]。
フィールドを進攻していくのは主にタンク(戦車)で、途中でヘリコプター、ホバークラフトに乗り換えて進んで行く場面も存在する。タンク操作時は上下左右の任意スクロールで、ヘリコプターとホバークラフト操作時は強制縦スクロールとなる。このゲームにはステージやラウンドといった「面」の概念が無く、ゲームスタートから敵最終基地までがほぼ一続きになっているのが特徴である。最終エリアに登場する敵前線基地を撃破すればオールクリアとなり、1000万点のボーナス得点が加算され、エンディングが流れてゲーム終了となる。
地上敵と相打ちする基本テクニックは、画面上側の敵に攻撃するときは、敵に向かってやや右位置にずれて打ち合うと、敵弾に当たらずに敵を倒すことができる[1]。同様に、敵が下にいるときはやや左に、右側の敵はやや下に、左側の敵はやや上にずれた位置から攻撃するという具合である[1]。敵のタンクや砲塔は、画面の外から攻撃してきたり、向きを変えてきたり、あるいは壁を挟んで放物線状に弾を出す砲台があったりと、さまざまな攻撃を仕掛けてくる[1]。また敵は地上のみならず、空中からも攻撃を仕掛けてくるヘリコプターや攻撃機などもある[1]。空中敵からもすさまじい攻撃を仕掛けてくるが、敵弾自体の影を見てかわす[1]。
自機タイプ
8方向レバー、2ボタンを使用して自機を操作。自機タイプにより操作は異なる。タンクのタイプ変更はフィールドに存在する「格納庫」を通過することで行われる。ヘリコプター、ホバークラフトはフィールド途中に乗り換えるポイントが存在し、タンクがそのポイントに到達すると自動的に乗り換えが行われる。タンクにはFUEL(燃料)の概念があり、初期状態で13目盛分所持、時間経過で1秒経過毎に1/8目盛ずつ減少する。一部の敵戦車、砲台に体当たりしても敵により1 - 2目盛減少する。敵の攻撃(敵弾、火炎、岩など)を受ける他にFUELが無くなってもミスになる。FUELはアイテムの取得により回復する。
自機の持ち数はタンク、ヘリコプター、ホバークラフトで共有となっている。ヘリコプター、ホバークラフトにはFUELの概念は無い。
- タンク・T-1「M-128 ヴァンガード」
- ゲーム開始寺に大型輸送機から出撃するタンク[1]。タンクは全タイプ4方向での移動となる。ボタン1で2連射の対地ショットを前方に発射。ボタン2で単発の対空ミサイルを発射し空の敵を攻撃。
- タンク・T-2「M-256 ジェイソン」
- ボタン1で単発の対地ショットを4方向(前後左右)同時に発射。対空攻撃不可のためボタン2は使用しない。連射できないため、耐久力のある敵には不向き[1]。
- タンク・T-3「M-512 バスターキャノン」
- ボタン1で貫通力のある2連射の対地ショットを前方に発射。対空攻撃不可のためボタン2は使用しない。砂漠を移動してもスピードが落ちないメリットがある[1]。
- ヘリコプター「AH-96A ハーディ」
- タンクでは通行できないエリアを空から進攻する。8方向に移動できるが、若干左右の動きが鈍い[1]。ボタン1でロケット弾を発射し対空の敵を攻撃、ボタン2で対地ミサイルを落下して地上の敵を攻撃する。
- ホバークラフト「BH-10ML1 アトランタ」
アイテム
アイテムパネルはアイテムボックスの中にあり、ボックスは特定地点にあらかじめ置いてあるものと、敵ヘリコプターを撃つと時折落とすものがある。ボックスをタンクのショットで撃つとアイテムパネルが出現する。アイテムボックスにはタンクとの当たり判定があり、衝突するとFUELが減少する。アイテムパネルにはショットの当たり判定があり、撃つと破壊される。ヘリコプター、ホバークラフト操作中はアイテムボックスは出現しない。アイテムの効果については以下の通り。
フィールド
本作には明確なエリア分けはないが、自機が進攻するフィールドは以下の通りに変化する。
- 荒地→海上迷路(架橋1)→廃墟(市街地)【タンク】
- 荒地では砲塔の数も少ないが、架橋では道幅が狭く動ける範囲が限定される。廃墟では随所に放物線状に弾を出す砲塔がある。[1]
- 森林(山岳)→敵基地【ヘリコプター】
- ヘリに乗り換えて自機は8方向に動かせるようになる。ヘリエリアではミサイルランチャーが出現し、縦横軸が合うとミサイル攻撃を仕掛けてくる。[1]
- 濠(ごう)→迷路→敵要塞跡→砂漠→地下迷路→廃墟2→敵基地跡【タンク】
- 戦場はふたたび地上戦へ戻り、さらに攻撃してくる敵の数も多くなる。迷路では道が狭い上に行き止まりの箇所もある。要塞跡では敵の大型戦車が登場し、22発打ち込むことで破壊できる。地下迷路に入ると空中攻撃はなくなるが、噴き出す火炎トラップをタイミングよくすり抜けて行く。廃墟に入ると落石地帯を通り抜けて、敵基地跡では吹き出す炎をかわしつつ大型戦車と戦わなければならない。[1]
- 崖(山岳)→海上(湖)【ヘリコプター】
- 敵機が左右から編隊を組んで、自機めがけて飛んできて攻撃を仕掛けてくる[1]。
- 水上宮殿跡→工業地帯→海上迷路(架橋2)→迷路2【タンク】
- 水面に動く浮遊機雷が攻撃に対する耐久力が高く、避けるには動きの一瞬のタイミングを図ってすり抜ける。工業地帯に入ると2連続の火炎噴射のあと、大型戦車が4機待ち受けている。架橋2では耐久力のあるカーキ色の砲台がかなり多い。迷路2は、これまでの激しい攻撃に比べて難易度が易しい、中休み的なエリアとなる。[1]
- 崖(山岳)【ヘリコプター】
- 敵戦闘機がバックアタックしてくる[1]。
- 工業地帯2【タンク】
- 対戦車戦となるエリアで、吹き出す炎と大型戦車の同時攻撃がある[1]。
- 海上(最終要塞)【ホバークラフト】
- ラストまでホバークラフトで飛ばしていくエリアで、画面スクロール速度がとても速い。変化するコースを機雷を避けながら突き進み、最終要塞は体当たり攻撃によって破壊する。[1]