ブベル
マリ人の伝承に登場する悪霊
From Wikipedia, the free encyclopedia
ブベル(マリ語: Вувер[1][2]、発音: [[国際音声記号|βuβe•r]][3])は、ウラル語族系民族マリ人の伝承(マリ神話)に登場する魔女[1][2][3]または悪霊[2][3]。
チュヴァシ人の伝承(チュヴァシ神話)に登場するヴプル(チュヴァシ語: Вупӑр)などとの関連性が指摘されている[4]。ウピオル、ウプィリ、ウブルも参照のこと。
天王星の衛星ウンブリエルのクレーターブヴェルの名は、このブベルに由来する[5]。
マリ語は、近隣のモルドヴィン諸語とともにヴォルガ・フィン諸語としてまとめられることがあり、また少し離れたフィンランド語などとともにフィン・ウゴル語派に分類される。そして、マリ神話は、モルドヴィン神話や、フィンランド神話、その他フィン・ウゴル語派に属する諸言語の神話(コミ神話、ウドムルト神話、ハンティ・マンシ神話、エストニア神話、リヴォニア神話、ヴェプス神話、ハンガリー神話、サーミ神話など)とともに、フィン・ウゴル神話を成すという仮説がある。またフィン・ウゴル語派はサモエード語派とともにウラル語族に分類されるが、サモエード神話(ネネツ神話、セリクプ神話などを含む)はフィン・ウゴル神話に近いとされる。