プータロー
就労可能な年齢等にありながら無職でいるものの俗称
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語源
プータロー(風太郎)は元々戦後における横浜の日雇い労働者の沖仲仕や陸仲仕を指していた[1]。田中清玄の証言によれば元々野毛の緑橋(現桜木町駅近く)には仕事を求める風来坊(通称「緑橋の立ちん坊」)がおり[2]、それが雇われて「風太郎」になったとされる[2]。
例えば生島治郎は学生時代(1950年代)に経験した沖仲仕について「この人夫がいわゆるプー太郎というヤツで、横浜のドヤ街にいくらもごろごろしていた。プー太郎はニコヨンとも言い、これは当時の日給が二百四十円だったことからきている。/手配師が集めてきたプー太郎を会社が日給制でやとうのだが、手配師は会社から払われた日当(デズラと言ったが)のピンをはね、プー太郎には二百四十円だけ払う」と記述している[3]。また林芙美子の小説『浮雲』(1949年-1951年)では、敗戦によって零落し横浜で日雇い労働者となった登場人物・加野が「働くたつて、僕のやうに、浜の人夫になつて、日給二百円の風太郎(「ぷうたらう」と振り仮名)になる気は、あいつには出来ませんよ」と話す場面がある[4]。