マリツァ川
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概要
川の起源はブルガリア西部のリラ山地に由来し、バルカン山脈とロドピ山脈の間を南東方向に流れ、プロヴディフ、パルヴォマイを経て、スヴィレングラードの東方でギリシャへと抜け、トルコとの国境を経てエディルネへと至る。エディルネでは川の両岸がトルコ領となるが、川が南に流れるようになるとすぐに再びギリシャとの国境を流れ、エーゲ海へと至る事となる。トルコがこの川の西側に持つ領土はエディルネの対岸の僅かな部分のみである。エネズ附近でエーゲ海に注ぐが、この近辺では三角州が形成されている。三角州一帯には汽水のラグーン、淡水の湿地、湖沼および海岸の塩性湿地と干潟などの地形があり、1975年にラムサール条約登録地となった。植生は塩生植物の群落が優勢であるが、河畔林も見られる[1]。
トゥンジャ川とアルダ川が主要な支流である。また下流ではブルガリア・ギリシャ国境であり、ギリシャ・トルコ国境の大部分を占めている。上流のマリッツァ川の谷は東西の古くからの交通路となっている。水運が通れないこの川は発電や灌漑にも使われている。
流域の主要な町としては、ブルガリアではパザルジク、プロヴディフ、パルヴォマイ、ディミトロフフラード、スヴィレングラードが、トルコではエディルネ、エネズが、ギリシャではカスタニス、ピティオン、ディディモティホ等が挙げられる。川には多くの橋が架けられており、スヴィレングラードの物や、エディルネのギリシャ国道2号線との橋が特に有名である。
歴史
人口流入
支流
上流から順に、左支流、右支流分けて合流地点とともに記す。
- 左支流
- トポルニツァ川(パザルジク附近)
- ルダ・ヤナ川(オグニャノヴォ附近)
- ストゥリャマ川(サドヴォ附近)
- サズリヤカ川(シメオノフグラード附近)
- トゥンジャ川(エディルネ)
- エルゲン川(イプサラ附近)
- 右支流
- チェピン川(セプテムヴリ附近)
- ヴァチャ川(スタンボリスキ附近)
- チェペラレ川(サドヴォ附近)
- ハルマンリ川(ハルマンリ)
- アルダ川(エディルネ)
- エリスロポタモス川(ディディモティホ附近)
洪水
影響
南極のサウス・シェトランド諸島にあるリヴィングストン島にあるマリツァ山の名はこの川の名前から取られている。
ラ・マリッツァと言う曲がJ Renard- P. Delanoe作詞、シルヴィ・ヴァルタン歌唱で1968年に出ている。(邦題:想い出のマリッツァ[5])
火星にあるヘブロス谷もこの川から名を取っている。



