ヘルムホルツ方程式の近軸(paraxial)における表式は、解を
の形と仮定すると

となる。ここで

はラプラシアンの横(transverse)成分である。
この方程式は光学での応用が重要である。光学では、この方程式が放物面波(paraboloidal waves)やガウシアンビームの形の電磁波(光)の伝播についての解を与える。多くのレーザー装置が放射するビームはそのような形になっている。
近軸の近似では、電場の複素強度?(electric field complex magnitude) E は

となる。ここで A は電場の複素振幅を表し、それに指数関数で表される正弦波的な変調がかかっている。
近軸の近似においては、電場の振幅 A と伝播方向の長さ z との間に一定の制限がかかる。それは

と

である。これらの条件は、光学軸(z 軸)と波数ベクトルk とがなす角度 θ が十分に小さく

が成り立つことと同値である。