ペプチドリーム
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本社 | |
| 種類 | 株式会社 |
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| 機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
| 市場情報 | |
| 本社所在地 |
〒210-0821 神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-23 |
| 設立 | 2006年7月 |
| 業種 | 医薬品 |
| 法人番号 | 5013201015694 |
| 事業内容 | 医薬品の研究開発 |
| 代表者 | リード・パトリック(代表取締役社長) |
| 資本金 | 38億7076万9千円 |
| 発行済株式総数 | 57,309,200株 |
| 売上高 | 48億9574万7千円 |
| 営業利益 | 24億9041万5千円 |
| 経常利益 | 26億2444万6千円 |
| 純利益 | 18億9075万円 |
| 純資産 | 121億8080万1千円 |
| 総資産 | 136億2845万2千円 |
| 従業員数 | 連結:713名 (2023年12月末現在) |
| 決算期 | 6月末日 |
| 関係する人物 | 菅裕明(創業者のひとり、現社外取締役) |
| 外部リンク | https://www.peptidream.com/ |
| 特記事項:財務データは2017年6月末現在[2] | |
- フレキシザイム
- 通常、翻訳合成において、tRNAとアミノ酸とは、アミノアシルtRNA合成酵素(ARS)によって結合するが、フレキシザイムとはこれに代わる人工RNA触媒である。フレキシザイム技術により、あらゆるアミノ酸およびアミノ酸誘導体を任意のtRNAと結合させることができ、ペプチド合成に活用できるビルディングブロックの種類を大幅に増やすことが可能になった[3]。
- FITシステム(Flexible In-vitro Translation system)
- フレキシザイムにより創製されたビルディングブロックは無細胞翻訳系によりペプチド合成されるが、その際に特殊アミノ酸を組み込めるよう調製し、1本の試験管中に多種の特殊ペプチドを創製することを可能にした。これにより、1本の試験管中に医薬品候補物質となりうる数千億種の特殊ペプチドをライブラリ (Library (biology)) 化することが可能になった[4]。
- RAPIDディスプレイ(RAndom Peptide Integrated Discovery)
- 特殊ペプチドライブラリーから、標的分子に結合する特殊ペプチドを選択する、独自のスクリーニング手法である[5]。なお、本手法は2011年に、産学官連携分野では規模と栄誉が極めて大きい表彰である産学官連携功労者表彰日本学術会議会長賞を受賞している[6]。
- 特殊ペプチドの優位性
- 医薬品は従来、19世紀より広く使われている低分子医薬品と、2000年頃より悪性腫瘍の分子標的治療などに用いられている抗体医薬品(モノクローナル抗体)に大別できた。特殊ペプチドはこれらに次ぐ第3の医薬品と位置付けることができる[7]。低分子医薬品における、結合すべきでない分子にまで結合してしまうがゆえの副作用、抗体医薬品における、生体内の免疫反応や、分子量の大きさゆえに経口投与が困難であるという問題点を低減できると考えられている[8]。
これまで、ペプチドは生体内での半減期の短さ、細胞膜の透過しにくさ、スクリーニングに必要なライブラリの多様性のなさから、医薬品候補物質として注目を浴びることは少なかった。ペプチドリームはフレキシザイム、FITシステム、RAPIDディスプレイの3技術をPDPS(Paptide Discovery Platform System)と呼称し、特許ポートフォリオを構築した。特殊ペプチドを医薬品候補物質として価値を高めている[9]。
アライアンス
沿革
2005年(平成17年)、東京大学の菅裕明が開発した特殊ペプチドを事業化すべく、ベンチャーキャピタル事業者である株式会社東京大学エッジキャピタルが経営者を探していたところ、医療関連の事業開発に知見があり、ベンチャー企業の創業の経験もある窪田規一に声がかかった[8]。同年9月より、菅と窪田により事業計画が整えられ、2006年7月にペプチドリーム株式会社設立。本社を東京都千代田区、研究室を東京大学先端科学技術研究センター内においた。
2013年6月11日、東証マザーズに株式公開。公募価格は2,500円であったが初日は5,250円で買い気配のまま取引が成立せず、翌日に7,900円の値が付いた[11]。その後、2015年12月16日に東証1部に市場変更した。2017年7月に、東京都目黒区駒場4-6-1から神奈川県川崎市川崎区殿町(キングスカイフロント)に本社及び研究所を移転。同年9月1日に、塩野義製薬および積水化学工業と合弁で、特殊ペプチド原薬の製造を行うペプチスター株式会社を大阪府摂津市に設立[12]。同年9月27日には窪田規一が代表取締役会長、リード・パトリックが代表取締役社長に就任した[13]。
2021年9月2日、富士フイルム富山化学から放射性医薬品事業を吸収分割により承継する「PDRファーマ」の全株式を取得して子会社とすることを取締役会において決議し、2022年3月28日、取得完了した[14]。