ペルビアンジャイアントオオムカデ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ペルビアンジャイアントオオムカデ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Scolopendra gigantea (Linnaeus,1758) | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ペルビアンジャイアントオオムカデ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Peruvian giant yellowleg centipede、Amazonian giant centipede |

ペルビアンジャイアントオオムカデ(学名:Scolopendra gigantea、ペルビアンジャイアントセンチピード)は、節足動物門唇脚網オオムカデ科に属するムカデの一種。
ペルーオオムカデ、ギガスオオムカデ、ダイオウムカデ、ロブスターオオムカデなど、様々な呼び方がある。
特徴
生態
熱帯雨林の地上層に住み、夜行性だが、場合によっては昼間も活動し、獲物を求めて木に登ることもある。
最大のムカデだけあって小さな毒蛇を思わせる程の大きさで、首を持ち上げて威嚇する。その牙の威力も強力で、プラスチックの網などは砕いてしまうほどの威力を誇っている。
肉食性で、獲物は昆虫類やクモやサソリ、タランチュラ、トカゲやカエルに、マウスや小鳥、時には小型のヘビまでも襲う程の獰猛さを持ち、触れた者に対しては容赦なく噛みつく。
その毒の強さについては有益な研究データがなく不明な点が多いが、2014年に南米ベネズエラにおいて、4歳児がソーダ缶の中に潜んでいた本種に噛まれたことに起因する症状により死亡したことが確認されている。ただし本件に関して、有毒生物の研究者として30年以上にわたり活動している東部技術研究センター(CITO)のレオナルド・デ・ソウザ博士は「本種が毒を持つことは広く知られているが、人を殺傷するほどの毒を持つとは考えられておらず、別の種である可能性もある」とも述べている[1]。
生物系ライターの平坂寛は本種に三度噛まれた経験(それぞれ別個体)を持つが、噛まれたことによる物理的な痛み以外には強い痛みや痺れなどはなく、痒みを感じる程度であると述べている。本種が他のムカデと比較して強い毒を持たない理由について、その大きさ、力の強さから、そもそも強い毒を持つ必要がないからではないか、との見解を述べている[2]。しかし、いずれも人間に飼育されている個体であったため本気で噛んでいない可能性もあり、また、ムカデ側の個体差、噛まれた側の体質、体調なども関係してくるため、安易に噛まれるべきではない。