ペンシルバニア鉄道MP70形電車
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| ペンシルバニア鉄道MP70形電車 ロングアイランド鉄道MP70形電車 | |
|---|---|
|
博物館に保存されている試作車(No.200) | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | ロングアイランド鉄道 |
| 製造所 | ペンシルバニア鉄道 |
| 製造年 | 1932年 - 1949年 |
| 運用開始 | 1932年4月13日(試作車) |
| 運用終了 | 1972年2月29日 |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,435mm |
| 電気方式 |
直流600V (第三軌条方式) |
| 車両定員 |
132名 120名(試作車:No.200) 134名(試作車:No.201)[1] |
| 車両重量 |
55t(量産車:電動制御車) 43t(制御車) |
| 全長 |
24,384mm(80ft) 21,946mm(72ft)(試作車:No.200) |
| 全高 | 4,458mm |
MP70形電車(PRR MP70)は、ペンシルバニア鉄道が1932年以降製造した電車。導入当時傘下であったロングアイランド鉄道(LIRR)で使用された。アメリカ初の二階建て電車であったが、建築限界の関係で独特の座席配置となっていた。
運用
1932年に試作車である制御車のNo.200が製造された[3]後、1937年に車体を延長した試作車であるNo.201(電動制御車)とNo.1347(制御車)が作られた。第二次世界大戦によるアルミニウム不足のため製造は一時中断した[6]が、終戦後の1947年から量産が始まり、1949年までに電動制御車が48両、制御車が12両作られた[7]。
しかし、互い違いに配置された座席は乗降や検札に時間がかかり、清掃も困難だった。雨天時には中央部の通路から下部の座席に雨水が流れ込む恐れも指摘され、更に機械的な信頼性や維持費にも難があった[8]。そのため、以降の増備車は通常の一階建て電車に戻り、座席数を増やす事でMP70と同数の座席数を確保することとなった[9]。
最終的に1972年2月29日までに引退し[10]、試作車のNo.200がロングアイランド鉄道博物館で保存された[5]。またこの失敗によりロングアイランド鉄道は二階建て車両の導入に慎重となり、C1形客車導入計画時にも当初は一階建て客車にする案を提示していた[11]。
