ペーター・ガーン
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作風
「借景と共に」などで見られるように、静止した音程の上に多様な装飾が絡みつつ多層的な時間感覚を演出して行くのが特徴。電子音楽でも同種の方法論に基づいている。「インク、紙、そして金 I」は、題名からもわかるように日本の屏風のことを指しているが、アンサンブルを3分割し別々の時間軸を堆積させることで「日本からの影響」を示唆させている。余韻の長い打楽器、または弦楽器の減衰音への執着および、そこからの素材抽出も特徴のひとつである。基本的に、テンポは常に遅い。
微分音も時折用いられているが、厳密な音程の指定にまでは及んでいない。帰国後は、動的な走句も使用されるようになったが、基本的な趣向はあまり変わっていない。
出版
Edition Juliane Kleinから全作品が出版されており、インターネットを介して入手可能。