ホソクワガタ属
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南米のブラジルを中心に生息するクワガタムシ類で、和名通り細身の外観はノコギリクワガタ属に似ており、小型個体の顎形状もノコギリクワガタ類の小型個体に類似する。しかし、遥かに小型で、大きくても最大5cm程度までという小型の種類である。
東南アジアにや熱帯アフリカに比べ、南米のクワガタムシ相はやや貧弱であることが知られているが、その中では本属はチリクワガタ属と並んで南米を代表するグループで、約27種程になる。
オス成虫の大顎は比較的整った姿をしているが、左右の大顎の形状が非対称で、片側にだけ内歯が生えていたり、両側に内歯があっても左右の大きさが不揃いだったりと、少々歪なところがある。成虫はノコギリクワガタ類に似ているが、幼虫はツヤクワガタ属に似ている[1]。
生態
体が小さいことと南米のクワガタムシの研究が進んでいないことから、不明な点が多い。日本へ輸入されることも少なく、輸入されるものも殆どが標本で、生きた虫が入ることは更に少なく、一般にはあまり目に触れることはない。
成虫が夜間に活動する種は少なく、殆どの種は早朝の新芽に集まる。10月から翌年の4月まで活動する。