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ホトトギス (植物)

ユリ科の植物の一種 From Wikipedia, the free encyclopedia

ホトトギス(杜鵑草、学名:Tricyrtis hirta)はユリ科ホトトギス属多年草[5][6][7]

概要 ホトトギス, 分類(APG IV) ...
ホトトギス
神奈川県箱根町 2023年9月下旬
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: ユリ目 Liliales
: ユリ科 Liliaceae
: ホトトギス属 Tricyrtis
: ホトトギス T. hirta
学名
Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.[1]
シノニム
  • Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook. var. minor Honda[2]
  • Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook. f. atropurpurea Hisauti[3]
  • Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook. var. saxicola Honda[4]
和名
ホトトギス(杜鵑草)[5]
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特徴

は直立するか、崖地では垂れ下がり、長さは40 - 80センチメートルになる。は左右に互生し、葉身は長楕円形から披針形で、長さ8 - 20センチメートルになり、先端はしだいにとがり、基部は円く茎を抱く。葉の両面に軟毛が生える。茎には斜上する褐色の毛が密に生える[5][6][7]

花期は8 - 10月。葉腋に2-3個のを上向きにつける。花に花柄があり、花は漏斗状鐘形で径約25ミリメートルになる。花被片は6個で、長さ約25ミリメートルあり、斜め上向きに開き、外側に毛が生え、内側には白色地に紫色の斑点が多くあり、下部に黄色の斑点がある。3個の内花被片と3個の外花被片があり、外花被片の基部に袋状のふくらみがある。雄蕊は6個で、花糸は互いに寄り添って束状に立ち、上部で反り返って先端に葯を外向きつける。花柱の先は3つに分かれて球状の突起があり、各枝の先はさらに2裂する。 果実は線状長楕円体の蒴果で3稜があり、長さ30ミリメートル前後になり、熟すと胞間裂開する。種子は小円形で淡褐色をしている[5][6][7]

分布と生育環境

日本固有種[8]。北海道南西部、本州の関東地方以西・福井県以南、四国、九州に分布し、山地の半日陰地に生育する。観賞用に栽培もされる。花被片の紫色の斑点の大小、多少は個体によって変異が大きい[6]

名前の由来

和名の「ホトトギス」は、「杜鵑草」の意で、花の紫色の斑点のようすを鳥のホトトギス(杜鵑)の胸にある斑点に見立てたことによる[6][7]。斑点を油染みに見立てて、ユテンソウ(油点草)という別名もある[9]

種小名(種形容語) hirtaは、「短い剛毛のある」の意味[10]

ギャラリー

下位分類

  • シロホトトギス Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook. f. albescens (Makino) Hiyama[11] - 花被片に斑点がほとんどないもの[6]
  • サツマホトトギス Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook. var. masamunei (Makino) Masam.[12] - 茎や葉に毛がない変種[6]鹿児島県西部に分布する[8]。絶滅危惧IA類(CR)。

市町村の花

脚注

参考文献

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