ボストン結婚
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ボストン結婚(ボストンけっこん、英語: Boston marriage)とは、男性の経済的支援に依存しない二人の女性の同居を指す用語。19世紀末から20世紀初頭にかけてニューイングランド地方で使用されていた。こうした関係の中には恋愛的な性質のものもあれば、そうでないものもあった[1]。
女性間のパートナーシップはボストン結婚という用語が生まれる前から存在し、イギリスやその他のヨーロッパ諸国において長い記録が残されている[2]。ボストン結婚という用語はヘンリー・ジェイムズの小説『ボストンの人々』(1886年)からきているとされている。同作は二人の未婚の女性の同居関係を描いているが、ジェイムズ自身はボストン結婚という用語を使用したことはない。ジェイムズの妹アリスはキャサリン・ローリングと関係にあり、小説のモデルの一人とされている[3]。
よく知られたボストン結婚の例がいくつか存在する。1700年代後半、エレノア・バトラーとサラ・ポンソンビーはカップルとして認知され「スランゴスレンの貴婦人たち」の愛称で呼ばれていた。アメリカでは、1800年代後半に小説家サラ・オーネ・ジュエットと『アトランティック・マンスリー』編集長の未亡人であったアニー・アダムズ・フィールズがボストン結婚をしていた[4]。
