マタンサ(スペイン語:Matanza del cerdo ポルトガル語:Matança do porco)は、スペインやポルトガルで概ね12月に開催される祭り又は行事である。なお「マタンサ」に近い音で発音するスペイン語の"Matanza"あるいはポルトガル語の"Matança"は、「殺すこと」を意味する普通名詞であるが、この場合は「肉を作るために家畜を屠殺する(つぶす)」ことを意味する。
「マタンサ」の対象となる家畜は、上記の事情もありブタがほとんどであり、スペインやポルトガルで12月の「マタンサ」と言えば「豚肉を作る祭り」と連想されるものであるが、「マタンサ」自体が普通名詞であるので、誤解を防ぐため文章化に当たっては“Matanza del cerdo(ブタのマタンサ)”などと表記することも多い。また、多言語が共存するスペインでは「お国言葉」による表記も一般的で、例えば北西部のガリシア州では地元の言葉で“Matanza do porco”という表現がなされている。