マリ・カルクン
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1986年生まれ。エストニア南東部のヴォルで育ち、幼い頃から森林や鳥、沼などの自然に触れて強いつながりを持っている[1]。いとこに音楽家で民俗学者のアンドレアス・カルクン(英語: Andreas Kalkun)がおり、共演も果たしている[2]。
はじめはタルトゥ大学のヴィリャンディ文化アカデミーUniversity of Tartu Viljandi Culture Academyで異文化マネジメントを学んでいたが、その後エストニア音楽アカデミーで音楽研究につき、ヘルシンキのシベリウス音楽院の交換留学生となる。伝統音楽の歌唱でエストニア音楽アカデミーの修士号を取得して卒業[3]し、フォークミュージックとジャズを融合させる芸術を習得している[4]。
カルクンは歌手のみではなく、自らの楽曲を作曲し、カンネル(英語: Kannel (instrument))(エストニア伝統音楽のツィター)やピアノ、アコーディオン、ギターなどの楽器を演奏している。2007年にはファーストアルバムとなる「Üü tulõk(夜の訪れ)」をリリース、その成功もあってフランス、英国、フィンランド、ロシアでのコンサートに参加している。2009年にはエストニア人アーティストのパスタカスとともに来日して公演[4]し、同国でも楽曲がリリースされている。
その後は「Dear Rain」(2010年)、フィンランドのバンドであるルノルンと共演したアルバム「Tii ilo」(2015年)、出身地であるヴォルの方言で歌った「Upa-upa ubinakõnõ」(2015年)を提供している。アルバム「Ilmamõtsan」は2017年にリリースされ、エストニア語とヴォル方言で12曲が収録され、その多くはカルクンが現地の詩に触発されて作曲したものである[5]。