ミクリ ミクリ科の植物の一種 From Wikipedia, the free encyclopedia ミクリ(実栗、三稜草、学名:Sparganium erectum)は、単子葉植物ガマ科(APG II以前ではミクリ科)ミクリ属の植物。ヤガラという別名で呼ばれることもある[2]。陶穀の『清異録』には「削堅中尉」の別名がある[3]。 概要 ミクリ, 保全状況評価 ... ミクリ ミクリ(Sparganium erectum) 保全状況評価 準絶滅危惧(環境省レッドリスト) 分類(APG IV) 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 単子葉類 Monocots 階級なし : ツユクサ類 Commelinids 目 : イネ目 Poales 科 : ガマ科 Typhaceae 属 : ミクリ属 Sparganium 種 : ミクリ S. erectum[1] 学名 Sparganium erectumL., 1753 和名 ミクリ(実栗) 閉じる 分布 北半球の各地域とオーストラリアの湖沼、河川などに広く分布[4]。日本でも全国に分布するが、数は減少している。 形態、生態 果実 多年生の抽水植物。地下茎を伸ばして株を増やし、そこから茎を直立させる。葉は線形で、草高は最大2mになる[4]。 花期は6-9月、棘のある球状の頭状花序を形成する。花には雄性花と雌性花があり、枝分かれした花序にそれぞれ数個ずつ形成する。その花序の様子が栗のイガに似るため、ミクリ(実栗)の名がある。果実を形成する頃には、花序の直径は2-3cmになる[4]。 利用 観賞用の水草として利用されることがある。 脚注 [1]“Sparganium erectum”. Natural Resources Conservation Service PLANTS Database. USDA. 2022年6月15日閲覧. [2]大滝末男、石戸忠『日本水生植物図鑑』北隆館、1980年。 p.253 [3]『清異録 江淮異人録』上海古籍出版社、2012年。 [4]角野康郎『日本水草図鑑』文一総合出版、1994年。 p.77 Related Articles