ミジングモ
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特徴
習性
ミジングモ類の大きな特徴は、アリ類を捕食することに特化している点である。牙が長いのも、アリ類を捕食するのに適した形態と見られる[1]。
ただし、捕獲の方法は種によって違いがある[3]。ボカシミジングモではアリの巣近くに糸で足場を組み、そこからぶら下がってアリを待ち、アリが通りすがると噛み付いて素早く退避し、アリが動かなくなってから糸を掛け、吊り上げて食べる。シモフリミジングモは特に網を作らず、アリの行列の側に陣取り、接近してきたアリに糸を掛けて、その上で噛み付いて捕らえる。数匹のアリを連続して捕らえ、まとめて吊り上げ、そこで食べる。
アリを発見するには道しるべフェロモンなどを頼りにしている可能性が考えられている。また、どの種も捕まえたアリを糸で吊り下げてから食べるが、これは仲間のアリが干渉してくるのを避ける意味があると考えられる。また、種によって様々なアリを狙うもの、特定のアリのみを獲物にするものなどの違いがあり、たとえばシモフリミジングモはケアリ属のみを狩るという。
分類
かつてはミジングモ類を全てミジングモ属 Dipoema としていたが、現在では細分されている。以下に、日本で発見されているこの亜科のものを挙げておく[1]。
- Hadrotasinae ミジングモ亜科
- Dipoema ミジングモ属:シモフリミジングモ・タニカワミジングモ
- Yaginumena ヤギヌマミジングモ属:ボカシミジングモ・コアカクロミジングモ・マダラミジングモ
- Lasaeola アイチミジングモ属:アイチミジングモ・オキナワミジングモ・ヨナミジングモ・ヨシダミジングモ
- Phycocoma ツツミジングモ属:ヤマトミジングモ・アマミミジングモ・ホシミジングモ・カニミジングモ・キベリミジングモ・クロホシミジングモ
- Euryopis ヒラタヒメグモ属:キマダラヒラタヒメグモ・ヤホシヒラタヒメグモ・クロヒラタヒメグモ・フタホシヒラタヒメグモ
- Emertonella シロカネヒラタヒメグモ属:シロカネヒラタヒメグモ