ミネカエデ

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ミネカエデ
Acer tschonoskii 05
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: ムクロジ目 Sapindales
: ムクロジ科 Sapindaceae
: カエデ属 Acer
: Sect. Macrantha
学名
Acer tschonoskii Maxim. (1886)[1]
シノニム
和名
ミネカエデ(峰楓)

ミネカエデ(峰楓[3]学名: Acer tschonoskii)はムクロジ科カエデ属落葉低木である。名の通り、高山の尾根などに生えるカエデの一種である[3]

北海道の亜高山帯から本州中部地方に分布する[4]。標高1400 - 1600メートル (m) から出現し、森林限界付近まで生息する[5]。本州中部では標高1500 - 2500 mに多く、東北地方や北海道ではそれより低い低標高でも見られる[3]。森林限界付近では、ダケカンバナナカマドなどとともに、秋の紅葉を彩る代表的な樹種である[3]

特徴

落葉広葉樹低木[3]。樹高は2 - 5 mになる[3]。葉は対生で、掌状で5つの裂片に分かれ、縁には重鋸歯がある。花期は7月上旬から下旬。雌雄異株とされるが、まれに雌雄同株の個体も見られる[5]

コミネカエデA. micranthum)はミネカエデと葉の形態が似る場合があり[5]、葉の形態変異が重複していると指摘されているが[6]、花の大きさがミネカエデの半分に満たず、花弁が非常に短いことからミネカエデと区別できる[5]。また、コミネカエデは主に生育する標高が関東地方で約700m~1,500mであり、ミネカエデよりも低標高に分布の中心がある[5]

よく似た樹種に、ナンゴクミネカエデ(南国峰楓、Acer australe、シノニム: Acer tschonoskii var. australe)やコミネカエデ(小峰楓、Acer micranthum)、オオバネミネカエデがある[3]。ミネカエデは葉先は伸びないが、ナンゴクミネカエデやコミネカエデでは葉先が長く尾状に伸びる[3]。コミネカエデは葉の大きさが一回り小さく、本州(青森県・八甲田山[7])から九州のブナ林などに生え、小高木になる[3]。オオバミネカエデは、本州中部地方の高山に分布し、橙色から赤色に紅葉して小高木になるが、本種ミネカエデとの区別が難しい場合がある[3]

ナンゴクミネカエデ

参考文献

参考文献

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