アブドゥフはイスラーム改革思想家アフガーニーの一番弟子と目され、ウラービー革命を思想面で支える役割を担った[1]。一方、知識人としてもまとまった仕事を残し、法学者としては最終的にエジプトの最高ムフティーにまで上り詰めた[2]。
ラディカルで一貫した姿勢の持ち主であり、イスラームが成立した当時の精神に立ち返って柔軟な「イジュティハード(解釈)」を行うべきであると主張していた。また、人間の理性によるテクストとの「対話」を重視する実践を自ら行っていた[2]。
彼の唱えた近代的なイスラム主義は、中世のイスラム黄金時代のムゥタズィラ派に例えて、ネオ・ムゥタズィラ派とも呼ばれる[要出典]。