メイシー・グレイ
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メイシー・グレイ(英: Macy Gray、本名:ナタリー・マッキンタイア〈英: Natalie Renée McIntyre〉[1][2][3]、1967年9月6日[1] - )は、アメリカの歌手。
| メイシー・グレイ Macy Gray | |
|---|---|
|
(2008年) | |
| 基本情報 | |
| 出生名 |
ナタリー・マッキンタイア Natalie Renée McIntyre |
| 生誕 |
1967年9月6日(58歳) |
| ジャンル | R&B、ソウルミュージック |
| 職業 | 歌手、俳優 |
| 活動期間 | 1999年 - |
| レーベル | アトランティック・レコード、ゾンバ・ミュージック・グループ、エピック・レコード、ゲフィン・レコード、コンコード・レコード、429レコード、Chesky Records、アーティストリー・ミュージック、Moonslice Records |
略歴
オハイオ州カントンに生まれる[1][2]。幼少期は自身の特徴的な声がからかわれることから思い悩み、内気な少女時代を過ごしていた[1][4]。7歳からクラシックピアノを始め、両親の影響を受けてスティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、アレサ・フランクリン、パティ・ラベル、ジェームス・ブラウン、スライ&ザ・ファミリー・ストーンといったソウルミュージシャンやオールド・スクール・ヒップホップなどに感化されてミュージシャンになることを決意する[1][2][4]。
南カリフォルニア大学に入学するため、ロサンゼルスに転居[1]。音楽活動をしていた友人のデモテープに成り行きで自身の歌を録音すると、そのデモテープに収録された自身のしゃがれた声が注目を集め、ロサンゼルス周辺のホテルでデモシンガーとしての活動を行うようになる[1]。アトランティック・レコードとの契約を結びアルバムのレコーディングを行ったが、レーベル側がマーケティングに困惑したことから発売を中止した[1][2]。また、同時期に離婚を経験したことから失意の末にカントンに引きこもるようになったが、デモテープがその後も流通し続けたことからゾンバ・ミュージック・グループとの契約交渉の機会を得る[1][4]。これがきっかけとなってエピック・レコードとの契約に至り、1999年にアルバム『オン・ハウ・ライフ・イズ』でデビュー[1][2]。
2000年初頭にグラミー賞の最優秀新人賞と最優秀女性R&Bボーカル賞にノミネートされ、同年5月にシングル「アイ・トライ」がBillboard Hot 100で最高5位を記録[1]。アルバムは年末までにトリプルプラチナムを獲得した[1]。「アイ・トライ」は2001年のグラミー賞で年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞、最優秀女性ポップ・ボーカル賞の3部門にノミネートされ、最優秀女性ポップ・ボーカル賞を受賞した[1][2]。その後、ファットボーイ・スリム、ブラック・アイド・ピーズ、スリック・リックらとレコーディングを行い、デンゼル・ワシントン主演の映画『トレーニング デイ』で俳優デビュー[1]。また、奇抜な言動やインタビューで知られるようになり、2001年8月には国歌斉唱中に歌詞を間違えたことでブーイングを浴びるという事件を起こした[1]。
2001年に2作目のアルバム『ジ・イド』を発売し、Billboard 200で11位を記録した[1][2]。エリカ・バドゥやジョン・フルシアンテらがゲスト参加し、ソウル、ロック、ファンク、ヒップホップといった音楽的バックグラウンドによる幅広い音楽性の作品となった[1][2]。ワールド・ツアーではイスラエル、オーストラリア、日本、スペイン、イタリア、ドイツ、オランダなどでライブを行った[2]。また、映画『スパイダーマン』に本人役で俳優として出演し、サンタナのアルバム『シャーマン』にゲスト参加した[1]。
2003年4月に3作目のアルバム『ザ・トラブル・ウィズ・ビーイング・マイセルフ』を発売し、Billboard 200で44位を記録した[1][2]。同作品はセンシティヴ、またはユニークな部分を表現できるかというコンセプトで制作され、ニューヨーク・タイムズ、ローリング・ストーン、ピープル、エンターテインメント・ウィークリー、ロサンゼルス・タイムズで高い評価を受けた[2]。同年7月に日本の苗場スキー場で開催されたFUJI ROCK FESTIVALに出演[5]。
2007年にゲフィン・レコードに移籍し、4作目のアルバム『BIG』を発売[1][2]。Billboard 200で39位を記録した[1]。ウィル・アイ・アムやロン・フェアなどの新たなプロデューサー陣を迎え、ジャスティン・ティンバーレイク、ファーギー、リンダ・ペリー、ナタリー・コールらをゲストに招いて様々なコラボレーションを行った[2]。
2010年にコンコード・レコードに移籍し、5作目のアルバム『ザ・セルアウト』を発売[2]。2012年に2枚のフルアルバム『カヴァード』、『トーキングブック〜スティーヴィーに捧ぐ』を429レコードから発売[1][6]。『Covered』ではメタリカ、マイ・ケミカル・ロマンス、カニエ・ウェストの曲をカバーし、『トーキングブック』ではスティーヴィー・ワンダーの1972年の楽曲へのトリビュート作品として発売した[1]。2014年10月にアルバム『The Way』を自主制作で発売[1]。
2016年9月にアルバム『Stripped』をChesky Recordsから発売[1]。ウォレス・ルーニーを擁するジャズカルテットをバックにした「I Try」や「Sweet Baby」などのセルフカバーが収録されている[1]。2018年9月に10作目のスタジオ・アルバム『Ruby』をアーティストリー・ミュージックから発売[7]。2023年2月にバンド「メイシー・グレイ&カリフォルニア・ジェット・クラブ」としてアルバム『The Reset』をMoonslice Recordsから発売[8][9]。
ディスコグラフィー
スタジオ・アルバム
- オン・ハウ・ライフ・イズ(1999年、エピック・レコード)
- ジ・イド(2001年、エピック・レコード)
- ザ・トラブル・ウィズ・ビーイング・マイセルフ(2003年、エピック・レコード)
- BIG(2007年、ゲフィン・レコード)
- ザ・セルアウト(2010年、コンコード・レコード)
- カヴァード(2012年、429レコード)
- トーキングブック〜スティーヴィーに捧ぐ(2012年、429レコード)
- The Way(2014年、Happy Mel Boopy Touring Co.)
- Stripped(2016年、Chesky Records)
- Ruby(2018年、アーティストリー・ミュージック)
- The Reset(2023年、Moonslice Records) - メイシー・グレイ&カリフォルニア・ジェット・クラブ名義