メイタイシガキフグ属

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メイタイシガキフグ属学名: Cyclichthys )はフグ目ハリセンボン科に属するのひとつである。インド洋、および西太平洋熱帯域を中心に3種が生息し、日本でもそのうち2種がみられる。本属に属する魚類はいずれもくちばし状の歯を用いて甲殻類などの無脊椎動物を捕食し、体は棘で覆われている。

メイタイシガキフグ属 Cyclichthysフグ目 (Tetraodontiformes) のハリセンボン科 (Diodontidae) に所属するのひとつである[1][2]

本属は、すでにマルクス・エリエゼル・ブロッホが記載しハリセンボン属 Diodon に分類していたメイタイシガキフグ Diodon orbicularis を含む新たな属として、ドイツ博物学者ヨハン・ヤーコプ・カウプ英語版によって1855年に創設された[1][3]。なお、この時カウプは本属のタイプ種を指定していなかったが、のちの1865年にピーター・ブリーカーがメイタイシガキフグをタイプ種として指定し、以降の研究者はそれに従っている[4]。属名のCyclichthys は、ギリシア語で「円」「輪」を意味する"kyklos"と、「魚」を意味する"ichthys"からなる合成語である[5]

形態

本属魚類は根元が3本に分岐した強大な棘(の変形したもの)を体全体に持つ。これらの棘は不動性であり、根元が2本に分岐した可動性の棘を持つハリセンボン属魚類と識別される。尾鰭には9本の軟条があり、尾柄の背面に棘はない。近縁のイシガキフグ属 Chilomycterus の魚類は尾鰭に10本の軟条を持つうえ尾柄の背面にも棘がみられ、これらの点で本属と識別される[3][6]。側面からみると卵型の体型を示し、尾柄に向かって細くなる[3]。歯はくちばし状に癒合する[6]

生態

下位分類と分布

出典

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