メモリーグラス
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堀江はCBSソニーの ″第1回SDオーディション″ に合格し、デビューの日までは地元のすすきのにあるパブでアルバイトを続けながら曲作りに励んでいた。それから1年半を経て上京すると、次第に納得のいく曲作りが出来るようになっていった[3]。堀江によると、「メモリーグラス」に関しては作っているうちに今回は歌謡曲っぽいと感じ、「自分じゃなく誰かが歌ってくれたらいいな」と思っており、実は後述する別の曲でデビューする予定だったという[4]。ある日事務所へ行くために広尾駅に向かい、途中の交差点で信号待ちをしていたときに、「水割りをください 涙の数だけ」という歌詞とメロディーが一緒に浮かんできた[4]。堀江は曲を作る際、頭にメロディが浮かぶとその断片をテープレコーダーに録音してストックしており、これと別の曲の為に同時進行で作っていた歌詞から「ゆらり揺らめいて」「キラキラと輝く」の部分をパズルのように組み合わせて曲を作っていった。歌詞はディレクターとやり取りしながら何度も書き直し、1カ月をかけて仕上げた。漸く自身もディレクターも納得するものが出来上がったが、堀江の中ではまだ葛藤があったという[3]。上京してから作った他の曲はもっとニューミュージック寄りで、「メモリーグラス」は歌謡曲の匂いがするためあまり歌いたくないと思ったが、事務所もレコード会社も「これだよ」という反応を示し、その声に押されて歌うことを決めた。堀江は「でも結果的にそれでよかった。僕の声にもマッチしたしね」と振り返っている[3]。
B面曲「夢吹雪」は堀江が札幌市に住んでいた頃に作っていた曲。札幌事務所のスタッフはこの曲を気に入っており、ディレクターも「これで行きましょう」と発言し、当初はこの曲がA面になる予定だったが、最終的にB面曲となった[3]。
チャート成績
オリコン・シングルチャートの最高位は3位[2]。TBS系列『ザ・ベストテン』の1981年7月30日放送分では第10位に初登場。その後8月20日・8月27日放送時に最高7位まで上昇し、9月24日放送時の第10位まで通算連続9週ランクインした。なお、1981年の『ザ・ベストテン』年間ランキングでは13位に入った。
収録曲
- 全曲、作詞・作曲:堀江淳 編曲:船山基紀
- メモリーグラス(3分49秒)
- 夢吹雪(3分43秒)