メルヘンツァウバー

From Wikipedia, the free encyclopedia

メルヘンツァウバー

メルヘンツァウバーは、バラ園芸品種の1つ。2015年ドイツで、コルデス社によって作出された[1][2]

四季咲き・横張り性のフロリバンダ系のモダンローズ[1]。交配種は、実生×Focus[3]。日本の暖地では、樹高は1.3m-1.5mとあまり高くならないが横幅が140cm-150cmと張り出すので、ある程度の栽培用の空間は必要である[1][2][3]。一方、作出国のドイツでは、樹高0.8m、株張り70cmと小さなバラである[4]。淡いアプリコット色の中大輪を咲かせる[1]。フロリバンダとしては花が大きめである[3]。1輪から数輪の房咲きになる[5]。花径は8cm-12cm[1][2][5]。花型は丸弁カップ咲き[3]。花色、花型ともに年間を通じて安定しているが、高温期に花色が淡くなったり、丸弁八重咲きになることもある[2]。花付きは中程度[5]。花枝はやや短い[2]。花の香りの強さは中香[1][2][4][5]。バニラのような甘さとさわやかなフルーツの香りが混ざったような芳香がある[1][注 1]。つるは出ないが、長めのシュートが発生することがある[1]。ただし、手入れ次第の部分はある[1]。枝が堅いためつる仕立てには向かない[1]。枝の太さやとげの数・大きさは平均的[2]。樹勢は強い[2][5]。また、耐病性に優れ、うどん粉病・黒星病ともにとても強い[2][5]。年2回の殺菌剤散布で、葉を美しく保つことができる[2]2017年にADR認証を受けた[1][4]。放任栽培でも生き残るが、花付きを良くしたければ長雨前に殺菌剤を散布して黒星病の対策をとった方がよい[1]。ただし、頻繁にかけると薬害が出る[2]。特に乳剤の散布は少なくした方がよい[2]。また、夏の高温期も薬害は出やすく、成長が止まることがある[3]。耐寒性・耐暑性はともに強い[2][6][注 2]。耐陰性は普通で、半日陰でも生育する[2]。春に芽かきをして、無駄な枝を増やさないようにするとよい[6]。一番花の後から初秋までの水やりがとても有効に効く品種で、これによって株を大きくすると夏・秋の花付きがよくなる[6]イギリスではBliss、アメリカ合衆国ではBliss Parfuma、オーストラリアではFairytale Magicの別名でそれぞれ流通している[4]

Related Articles

Wikiwand AI