モリニュー (バラ)
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モリニューは、バラの園芸品種の1つ。1994年にイギリスで、デヴィッド・C.H.オースチンによって作出された[1][2][3][注 1]。流通名は、ウォルバー・ハンプトン・ワンダラーズ・フットボールクラブの元会長ジャック・ヘイワードのために、クラブのスタジアム名から採られた[1]。
繰り返し咲き・直立性のシュラブのイングリッシュローズ[1][4]。あまりシュラブらしくなく、ハイブリッド・ティーやフロリバンダのような小柄で平たい樹形をしている[1]。交配種は不明。樹高は1.0m-1.25m、株張りは80cm-125cm[3][4]。作出国のイギリスでは、樹高0.5-1.0m、株張りも同じく50cm-100cmに育つ[2]。花は上を向いて咲く[4]。典型的なイングリッシュローズではなく、ティー・ローズの系統に近い[1]。容姿もどことなくオールドローズ風ではない[1]。花色はリッチイエロー[3]。咲き始めはややオレンジがかる[2]。山吹色で、開花時の気温によっては色が淡くなる、と書く本もある[4]。花型はロゼット咲き[1][注 2]。枝がよく伸びボリュームが増えるので、鉢栽培なら花殻切りは必須である[3]。強香種である[2][注 3]。香りの質は、ムスク寄りのティー香[1][3][4]。枝は細く、堅い[4]。樹勢は普通[4]。耐病性に優れる[4]。病気の心配はほとんどない[1]。耐寒性はほとんどない[1]。イギリスの厳冬期には霜で樹が傷むので寒冷地での栽培には向かない[1]。2000年に英国王立バラ協会の金賞とヘンリー・エドランド・メダルを、2002年に英国王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞した[1][2]。