モロッコ憲法
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モロッコ憲法(モロッコけんぽう)は、モロッコ王国の基本法である[1]。モロッコをイスラム立憲君主制と定め、モロッコ国民の基本的権利を規定する。また、モロッコ政府、閣僚評議会およびモロッコ議会の基盤と構造を定める[2]。
最初の憲法は独立回復から6年後の1962年に発布された。以降、ムハンマド5世は政治制度および憲法制度の確立に取り組んだ。 国民諮問評議会は当初、公共の自由や表現の自由を規定する行政文書(ダヒールとして知られる)を作成しており、1959年11月15日に交付された。1960年には憲法評議会が設立され、最初の憲法が1962年11月18日に提示された。この草案は1962年12月7日の国民投票で批准され、1週間後の12月14日に正式に公布された。
2011年国民投票の結果
2011年7月1日にモロッコで国民投票が実施された。それは同年初めに民主化改革を要求して行われた抗議運動を受けて実施されたものであった。委員会は2011年6月までに草案を起草することになり[3]、6月17日に公表された草案には以下の変更が盛り込まれた[4][5][6]。
- 国王の義務として、議会で最大勢力を持つ政党から首相を任命すること
- 議会の解散を含むいくつかの権限を国王から首相に移譲すること
- これまで国王の特権であった恩赦の付与を議会にも認めること
- アラビア語と並びタマジグト語を公用語とすること
有権者の98.49%は、これらの変更点を承認したと報じられた[7]。国民投票のボイコットを呼びかける抗議運動があったものの、政府当局者の主張によると投票率は72.65%であった[7][8]。
国民投票の後、2011年11月25日に早期の国政選挙が行われ、穏健派イスラム政党である公正発展党が勝利した。
| 2011年モロッコ憲法改正国民投票[9] | ||
|---|---|---|
| 賛 否 | 得票数 | 得票率 |
| 9,653,492 | 98.50% | |
| 反対 | 146,718 | 1.50% |
| 総計 | 9,800,210 | 100.0% |
| 有効票数(有効率) | 9,800,210 | 99.17% |
| 無効票数(無効率) | 81,712 | 0.83% |
| 投票者数(投票率) | 9,881,922 | 73.46% |
| 有権者数 | 13,451,404 | 100.0% |