モンガラカワハギ属

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モンガラカワハギ属(学名:Balistoides)は、モンガラカワハギ科の下位分類群の1つ。インド洋や西太平洋の熱帯海域に分布し、サンゴ礁に生息する。

本属は1935年にイギリス魚類学者であるAlec Fraser-Brunnerによって設立され、タイプ種はゴマモンガラ Balistes viridescens であった[2]。ゴマモンガラは1801年にドイツ博物学者であるマルクス・エリエゼル・ブロッホヨハン・ゴットロープ・テアエヌス・シュナイダーによって記載され、これは1798年のベルナール・ジェルマン・ド・ラセペードによる Baliste verdatre の記述に基づく。ブロッホとシュナイダーはタイプ産地を指定しなかったが、ラセペードの記述ではモーリシャスとされている[3]

2016年の研究によれば、本属は単系統群ではなく、モンガラカワハギはクマドリ姉妹種で、次いでソロイモンガラ属と近縁である。またゴマモンガラはキヘリモンガラ属の姉妹群である。ただしこの研究において、モンガラカワハギとクマドリの近縁関係は「中程度の支持」に留まっている[4]。現在も本属の分類は変更されていない[1]

属名はケショウモンガラ属の属名である「Balistes」と接尾辞の「-oides」を組み合わせたもので、「ケショウモンガラ属のような」という意味である[5]

下位分類

本属には2種が分類される[3]

形態

尾柄は側扁する。胸鰭基部と鰓上部の鱗は非常に大きく、柔軟な鼓室を形成する。眼の前方には明らかな溝が入る。顎には白い歯があり、顕著に突出はしない。口角の小さな褶を除き、頬の大半は鱗で覆われる。体色は一様ではなく、体には複数の色の線や斑点が入る[6]。最大全長はゴマモンガラで75cm、モンガラカワハギで50cmに達する[7]

分布と生息地

出典

関連項目

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