モーダストレンス
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形式的記法
解説
この論証には2つの前提条件がある。第一の前提は「P ならば Q」という形式の文であり、含意を表している。第二の前提は、Q が偽であることを主張している。これら2つの前提から、論理的に P が偽でなければならないことを結論として導いている。
例えば、次のような例がある。
- ここに火があるなら、ここには酸素がある。
- ここには酸素がない。
- 従って、ここには火がない。
別の例を挙げる。
- リジーが殺人者なら、彼女は斧を持っている。
- リジーは斧を持っていない。
- 従って、リジーは殺人者ではない。
これらの前提がどちらも真であるとする。リジー・ボーデンが殺人者なら、彼女は斧を持っていたに違いない。そして、実際にはリジーは斧を持っていなかった。結果として、彼女は殺人者ではないということになった。論証が妥当で、前提が真なら、結論も真となる。
もっとも、殺人者が常に斧を所有しているとは限らないのも自明である。例えば、斧を借りることもできる(従って、リジーは斧を所有していなくとも殺人者の可能性がある)。この場合、最初の前提が偽であることを意味する。論証が妥当であっても、前提が偽なら結論も偽となる。