モード (物理学)
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振動体における基準振動あるいは、基準振動を振動の様式に従って分類したものをモードという。一般に振動は、空間座標と時間についての複雑な関数であるが、これを分解すると振動数の異なる多くの単振動(または単振動と空間部分を表す三角関数の積)の重ね合わせとして表される。これらのひとつひとつが基準振動であって、振動の基準モードまたはノーマルモードという。この用語は、空洞や導波管中の電磁波についても用いられる。また多粒子系の振動においては、個々の構成粒子の振動の様式をモードと称することもある。

振動系には自由度の数だけ固有モードが存在する。一般に、低次のモードほど振動形状が単純で、高次になるにつれて「節(ふし、node)」の数が増え、複雑な形状となる[2]。
- 1次モード(基本モード): 系全体が同じ方向に動く、最も周波数の低いモード。
- 高次モード: 逆位相で動く部分が現れ、複雑な変形を伴うモード。