モーリス・トレーズ
From Wikipedia, the free encyclopedia
フランス北部、パ=ド=カレー県のノワイエル=ゴドー(Noyelles-Godault)出身。この町では炭鉱業が盛んで、トレーズも12歳で炭鉱夫として働き始める。1919年フランス社会党に入党するが、程なくして共産党に移る。党活動のため、数度の入獄を経験する。1923年党書記を経て、1930年書記長に選出される。以後、死の1964年までフランス共産党の党首として同党を指導した。
国際共産主義運動の文脈においてトレーズは、ソ連の指導者であったヨシフ・スターリンによって支持された。また、各国の共産党同様にレフ・トロツキーを批判し、フランス人民戦線政権の成立、第二次世界大戦開始当初からナチス・ドイツによるフランス占領まで見せたフランス保守政権(フランス第三共和制)による対ドイツ戦争への協力拒否(独ソ不可侵条約からの影響)、独ソ戦開始後の激烈な反独レジスタンス運動、戦後のコミンフォルム参加、1956年のハンガリー動乱におけるソ連の軍事介入支持など、その死まで一貫してその当時のソ連の外交政策に追随し、フランス共産党が「モスクワの長女」と揶揄されるほどの親ソ派政党として活動する基盤を築いた。
彼への批判の文書として、ハンガリー動乱でのソ連支持に反対して共産党を離党したエメ・セゼールが出版した『モーリス・トレーズへの手紙』(Lettre à Maurice Thorez)がある。
死後
著書
- 山辺健太郎 訳『人民の子 続』三一書房、1951年6月20日。NDLJP:3032254。
- 日本共産党中央委員会宣伝教育部 訳『人民の子』日本共産党中央委員会出版部、1961年1月20日。NDLJP:3032299。
- ジャック・デュクロ(フランス語版)共著『解放へのあゆみ』禰津正志・小出孝共訳『解放へのあゆみ』社会書房、1952年6月5日。NDLJP:2997787。
- 『トレーズ政治報告集』フランス現代史研究会訳、未來社
- 第1巻:人民戦線とその勝利(1955年)
- 第2巻:レジスタンスとフランスの解放(1955年)
- 第3巻:平和と独立のための闘い(1956年)
- 第4巻:フランス国民の団結と前進(1956年)
この項目は、共産主義に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル 政治学/プロジェクト 政治)。 |
この項目は、フランスに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:フランス)。 |
