ヤエヤマムラサキ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ヤエヤマムラサキ | |||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤエヤマムラサキ(前翅白斑型) ♀ | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Hypolimnas anomala (Wallace, 1869) | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ヤエヤマムラサキ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Malayan eggfly, Crow eggfly |
ヤエヤマムラサキ(八重山紫、Hypolimnas anomala)[1]は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。
羽は表裏とも黒褐色で、亜外縁に2列の白斑列が並ぶ。前翅先端に白斑が目立つ場合、後翅に帯状の白斑が発達する場合があり、それらの組み合わせで、1)前翅白斑型、2)後翅白帯型、3)前後翅白帯型、4)無紋型の4型に分けられる。メスの翅の表面には青紫の輝きがあり、マダラチョウ亜科のルリマダラ属に擬態していると言われるが、オスにはそのような光沢はない[2][3]。
- 後翅白帯型♀
林縁など比較的開けた場所で見られる。日本では定着は確認されておらず、いわゆる迷蝶とされているが、毎年のように夏から秋に多く見かける蝶のひとつで、八重山諸島では繁殖し発生することもある[2][3][4][5]。台湾での状況も八重山諸島と同様で、定着はしていないようである[6]。
食樹はイラクサ科のオオイワガネが知られている。卵は葉裏にまとめて産みつけられ、産卵後もメスはその場にとどまり、自身が死ぬまで卵を保護することが知られている[4]。孵化した幼虫はそのまま集団で生活し、成長する[3]。