ヤマハ・SBV
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1960年代に発売したSB-7Aのデザインをベースにしながら、現代風にアレンジされたものであるため、復刻には該当しないが、SUPERCARのフルカワミキ、POLYSICSのフミなどに使用され人気が出た。
同時に発売されたSGVシリーズは、比較的オールドのSG-7を意識したデザイン・サウンドになっているが、SBVに関しては、インタビューで開発者が、60年代のものはギター(SG-7)と比べ開発期間が短く完成度が低いまま発売されてしまったので、そのままのデザインで発売するには無理があった[1]、若い人にも知ってもらいたかった[2]、と答えていることから、若者をターゲットに一から開発されたことが窺える。
独特の鋭いアタックが特徴で、このベースでしか得られない音色を作り出し、多くのロックベーシストに支持された。
2006年、台湾工場の閉鎖とともに廃番となった。
構造
ボディ
ソリッドボディですべてアルダーを使用している。ボディサイズは同時に発売されたSGVと同じであるためベースの割には軽く、ヘッドが下がりやすいという欠点がある。ネックを深く差し込んだ構造をしているため、ボディのカッタウェイ部分が背面で滑らかにつながっており、ハイポジションの演奏性がよい。
ネック
ネックはメイプルで比較的細めの形状をしている。外からは見えないがネックがピックガード下のピックアップの手前まで深くボディに差し込んである。このネックを延長する構造はヤマハの高級モデルなどにも見られる。
ピックアップ
すべて専用に開発されたピックアップを搭載している。独特のサウンドは、太いポールピースが剥き出しになった構造によるところが大きい。型番のロジックは、アメリカ製のワイヤーを使用したものがA、それ以外はRで始まり、その次の数字はコイルの数となっているようである。