ヤマンボ
From Wikipedia, the free encyclopedia
伝承
強風の吹いた翌日のこと。2人の娘が、風で落ちた椎の実を拾うために山に入った[2]。
やがて山奥で、見たこともない大木の下に辿り着いた。その根元には大量の椎の実が積もっていたので、2人は夢中になって拾い始めた[2]。持ってきた籠が一杯になり、終いには服を1枚脱いで袋の代わりにし、実をすべて拾いきった。
2人は荷物を背負って帰途についたが、なぜか見覚えのある道に出ることはできず、気づいたときには同じ道を何度も歩いていた。ふと、ヤマンボの言い伝えを思い出した2人は、あの木のもとへ行って椎の実をすべて落とし、荷物を空にして歩き始めた。するとすぐに、正しい帰り道に出ることができた[2]。
この2人はヤマンボの分の実を取ったため、道に迷わされてしまったのである[2]。
