ヤーコプ・アルユーニ
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デビュー作の『異郷の闇』(1985年、原題『ハッピー・バースデー、トルコ人!』 Happy Birthday, Türke!)に始まるトルコ人私立探偵カヤンカヤ・シリーズでハードボイルド作家として高い評価を受け、各種メディアで「ドイツのレイモンド・チャンドラー」、「ドイツのダシール・ハメット」などと評された。シリーズ第3作の『殺るときは殺る』(1991年)は1992年のドイツ・ミステリ大賞でドイツ語作品部門第2位の栄誉に輝いている。また、『異郷の闇』はドイツの映画監督のドーリス・デリエによって映画化されている。
なお、フランクフルトで私立探偵を営むカヤンカヤのように作者のヤーコプ・アルユーニ自身もトルコからの移民の二世だという噂があったが、誤り[2]。
ほかの代表作に長編小説『マジック・ホフマン』(未訳 Magic Hoffmann)などがある。
2013年1月17日、癌のためベルリンで死去[3]。48歳没。
主な作品
私立探偵カヤンカヤ・シリーズ
- Happy Birthday, Türke! (1985)
- 異郷の闇 (訳:渡辺広佐、1998年11月、パロル舎、ISBN 4894192012)
- Mehr Bier (1987)
- Ein Mann, ein Mord (1991)
- 殺るときは殺る (訳:渡辺広佐、1997年7月、パロル舎、ISBN 489419161X)
- Kismet (2001)
- Bruder Kemal (2012)