ヨン・ロッグ
From Wikipedia, the free encyclopedia
ヨン・ロッグ(Yon-Rogg)は、マーベル・コミックが出版するアメリカン・コミックスに登場するキャラクターである。“クリー”の軍司令官で、“スプリーム・インテリジェンス”に代わって地球を監視するために派遣された。キャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルの敵として描写される。
| Yon-Rogg | |
|---|---|
| 出版の情報 | |
| 出版者 | マーベル・コミック |
| 初登場 | 『マーベル・スーパーヒーローズ』#12(1967年12月) |
| クリエイター | スタン・リー ジーン・コーラン |
| 作中の情報 | |
| 種族 | クリー |
| 著名な別名 | マグニトロン |
| 能力 | 超強力 敏捷性 スタミナ |
ヨン・ロッグはスタン・リーとジーン・コーランによって作成され、1967年12月の『マーベル・スーパーヒーローズ』第12号に初登場した。
キャラクター経歴
“クリー”軍将校ヨン・ロッグは、クリー帝国が所有する宇宙船“パマ”で大尉マー=ベルと船医のユーナに出会い、スクラル人や寄生体ブルードと激しい戦闘などを経て、“スプリーム・インテリジェンス”によって地球に送られた宇宙船“ヘリオン”の司令官に就任し、地球の調査を行っているうちに、ユーナに想いを寄せるようになった[1][2]。だがヨン・ロッグは、彼女がマー=ベルを愛していると知るや、彼に対して深い嫉妬心を抱き、ユーナが自分のものにしようし、その一環として、地球にマー=ベルを派遣し[3]、眠っていたセントリーを解き放ってマー=ベルの追放に成功[4]。ヨン・ロッグはロナン・ジ・アキューザーに連絡し、マー=ベルの行動について判断を下させようとするが、その申し出は断られた[5]。
それからヨン・ロッグはマー=ベルを謀殺するため、彼をスーパースクラルと戦わせたり[6]、非常に危険なバクテリアを運ぶ宇宙ロケットの妨害を命じたほか[7]、ネイモアに敗北した彼を数回に裁判にかけ[8]、マー=ベルとキャロル・ダンバースの仲を利用してユーナが嫉妬し続けるよう仕向けるなど[9]、マー=ベルに嫌がらせ同然の命令や任務の妨害を繰り返すようになった[2]。
ロナンからダンバースと友情を築き始めるようになったマー=ベルを処刑するように命じられると、ヨン・ロッグは喜んで引き受け、クリーの兵士を率いるが、アーコンとの戦いで敵の集中砲火を受けて致命傷を負ったユーナは命を落とすこととなり、紆余曲折の末ヨン・ロッグはマー=ベルと直接対決し、敗北した[10][2]。
ヨン・ロッグはマー=ベルに対する次の陰謀としてダンバースを捕らえ、ヨン・ロッグは“サイキ・マグニトロン”を使って作った“マンドロイド”と共にマー=ベルに挑んだ。その結果マンドロイドはマー=ベルに破壊され、サイキ・マグニトロンが暴走し爆発すると、ヨン・ロッグも身体が分子レベルにまでバラバラになってしまった。また、ダンバースは、負傷した代わりにサイケ・マグニトロンのエネルギーにさらされ、“ミズ・マーベル”になった[11][2]。
ヨン・ロッグは後にサイキ・マグニトロンの爆発を生き延びたことが明らかになり、彼女の脳に留まっているマグニトロンの破片を介してダンバースとのテレパシーリンクを獲得した。ダンバースからサイケ・マグニトロンの残骸を盗んだ後、ヨン・ロッグはそれをクリー帝国に渡そうとしたが、断られた。その後、彼は“マグニトロン”と名乗り、ニューヨークにクリー帝国を落下させようとした。だが、ダンバースの救援依頼を受けた“アベンジャーズ”のスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカに敗北した[12][2]。
能力・スキル
ヨン・ロッグは、最先端の軍事訓練を受けてことから、一般のクリー人の中でも超怪力、敏捷性、スタミナ、耐久力に優れ、素手での戦闘にも長けている。基本的には素手で戦う戦闘スタイルを得意としており、マー=ベルとも互角に渡り合えるほどの技能を有している。また、マグニトロンと化したことで、クリーの武器から知性を持った兵器まで、あらゆる戦闘兵器を生み出せる能力を会得し、これらを巧みに駆使する[2]。
その他のバージョン
アルティメット・マーベル
『アルティメット・マーベル』における宇宙では、ニューメキシコの宇宙ステーション-Qのプログラマーの一人ヤン・ロッグとして存在していることがマール・ヴェールによって言及され[13]、マーを侮辱したほか、インビジブル・ウーマンに倒された[14]。