ラアス・ラファーン工業都市 From Wikipedia, the free encyclopedia ラアス・ラファーン工業都市(ラアス・ラファーンこうぎょうとし 英:Ras Laffan)は、カタールの工業都市であり、世界屈指のLNG生産拠点である。日本では「ラス・ラファン」と表記される。 1990年代、カタール沖合にあるノースフィールドガス田から供給を受けてLNG生産を目指す、ラアス・ラファーンLNG(RasGas)プロジェクトが発足。ドーハの北約80kmの位置に積み出し基地を中心とした工業都市として発展した。RasGasには、カタールの国営エネルギー企業であるカタールエナジー、アメリカのエクソン・モービル、韓国ガス公社、エルエヌジー・ジャパン、伊藤忠商事が参加。2000年代初頭には、約660万トン/年のLNG生産体制を確立している[1]。 工業地域として急激に発展したため水供給が逼迫、2008年からは火力発電所とともに排熱を利用した海水淡水化施設を建設、29万トン/日の水処理を行っている。施設の建設、運営については、現地のカタール発電造水会社、カタール国営石油会社などのほか、日本の三井物産、JERA、四国電力が参加している[2]。 2026年イスラエルとアメリカ合衆国によるイラン攻撃が始ると、イランはカタール国内のアメリカ軍基地を目標と称して反撃を開始[3]。 同年3月2日、カタールエナジーは、イランからの攻撃を理由にLNG生産の一時停止を発表した[4]。 さらに同年3月18日には、ラスラファンのエネルギー生産施設にミサイル攻撃があり、カタールエナジーは甚大な被害が発生していることを発表した[5]。 脚注 [脚注の使い方] ↑ “ラスラファンLNG プロジェクト”. 伊藤忠石油開発株式会社. 2026年3月20日閲覧。 ↑ “カタール国「ラスラファンC発電造水事業」における出資持分の追加取得について”. 四国電力 (2025年4月24日). 2026年3月20日閲覧。 ↑ “バーレーンやUAEで爆発、イラン大統領が湾岸諸国への攻撃停止を表明するも”. CNN (2026年3月8日). 2026年3月20日閲覧。 ↑ “カタールのLNG拠点、再び空爆 イランの報復か ガス価格高騰懸念”. 朝日新聞DIGITAL (2026年3月19日). 2026年3月20日閲覧。 ↑ “カタールのガス生産施設で火災 イランが報復攻撃か”. CNN (2026年3月19日). 2026年3月20日閲覧。 Related Articles