ライヴ・モスクワ09-X1-90
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バンドは1990年、新ギタリストのパット・スロールを迎えた編成でツアーを行い、本作にはモスクワ公演の模様が収録された[2]。ジェフ・ダウンズのキーボード・ソロでは、かつてダウンズが所属していたバグルスの楽曲「ラジオ・スターの悲劇」が演奏されている[2]。「スターレス」と「ブック・オブ・サタデー」は、ジョン・ウェットンが過去に所属していたキング・クリムゾンの曲で[2]、ウェットンは前者でピアノ、後者でアコースティック・ギターを弾いた[1]。「キャリ・アン」は本作が初出の新曲で、後に発売された未発表音源集『Wetton Downes』(2002年)および『Icon Zero』(2017年)に収録されたヴァージョンでは、フランシス・ダナリー(リードギター)、スコット・ゴーハム(リズムギター)らの演奏がフィーチャーされている[3]。なお、ウェットンは本作のリリース前にエイジアを脱退し、ジョン・ペインが後任として迎えられた[4]。
Mike DeGagneはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「演奏は巧みで、新鮮な響きがあり、エイジアのライブ・アルバムとしては最良である」と評している[2]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「正直、彼らはその完璧な音を追求する集団であり、ライヴだと若干ギャップが生じてしまう。が、それだからこそバンドの人間味も味わうことができる」と評されている[5]。
リイシュー
本作のCDと映像作品は収録曲が異なっていたが、2008年に『ライヴ・イン・モスクワ1990』と改題され発売された2枚組CDには、オリジナル盤で外され、映像版のみ収録されていた曲も追加された[6]。