ラカンカ
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名称の由来
産地
生態
用途
甘味料
甘味を呈し食用とされるが、通常生では使わず、乾燥させ砕いたものを煎じて羅漢果茶として飲んだり、料理の甘味料として使われる。羅漢果を水やメタノールなどで抽出したものを、ラカンカ抽出物という名称で食品材料として用いることもある。日本には生の果実は輸入されておらず、乾燥した羅漢果が輸入されている。
羅漢果の甘味成分は、多くはブドウ糖と果糖と、特有の強い甘みをもつ成分としてモグロシド(Mogroside、モグロサイドとも)と呼ばれるトリテルペン配糖体である。モグロシドはヒトがエネルギー源として利用できないため、モグロシドやラカンカ抽出物は、他の植物性の甘味配糖体と同様に自然派の甘味料として利用されている。
日本では、羅漢果に含まれるモグロシドのうちの指標となる「モグロシドV」の含有量によって、食品と食品添加物に分けられている。通常の単純抽出の場合は、モグロシドVの含有量は1%前後から2%程度であり食品扱いである。一定量以上のもの(精製され凝縮されたもの)は、「食品添加物」扱いとなる[要出典]。ただし、モグロシドは他の食品添加物に比べて比較的新しく発見されたものであるため、その安全性の評価がまだ十分ではないとして、一部の生協などでは使用を見合わせている[要出典]。欧州食品安全機関は2019年、羅漢果の果実の水抽出により調製されるモグロシド抽出物の安全性に関する科学的意見書を提出し、52%モグロシドVを使用したラットの90日間混餌試験において睾丸への影響が観察されたものの、食品添加物として使用する際の安全性を結論づけることはできないとした[1]。
薬用
モグロシドなどの成分単体、あるいは羅漢果の抽出物についてその薬理作用の解析も行われており、すでに健康食品として販売しているところもある。その具体的な薬効についても解明が進んできている。
中国においては、経験的に喉や肺を潤し、鎮咳作用があることが知られており、日本においてものど飴に抽出物を添加しているものがある。また、便秘解消の効果もあるとされる。
