ラジカ (歩兵戦闘車)

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原開発国 ジョージア (国)の旗 ジョージア
重量 14.85 t(空虚重量)[1]
ラジカ
種類 歩兵戦闘車
原開発国 ジョージア (国)の旗 ジョージア
運用史
配備先 ジョージア[1]
諸元
重量 14.85 t(空虚重量)[1]
全長 6.13 m[1]
全幅 3.07 m[1]
全高 2.16 m[1]
要員数 乗員3名 + 兵員7名[1]

主兵装 2A14 23mm機関砲(搭載弾数100発)[1]
副兵装 PKT 7.62mm機関銃(搭載弾数500発)[1]
行動距離 450 km[1]
速度 70 km/h[1]
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ラジカ英語: Lazikaグルジア語: ლაზიკა)は、ジョージアで開発された歩兵戦闘車である[2][1]

ジョージア国防省の研究機関であるSTCデルタ英語版で開発された装軌式の歩兵戦闘車であり、同センターで開発された装甲戦闘車両としては、ディドゴリシリーズに続く2番目である[3]

2012年2月25日に、ヴァシアニ射撃演習場で初公開された[3]。公開の場にはミヘイル・サアカシュヴィリ大統領とバチョ・アカライア英語版国防大臣も立ち会い、試乗も行っている[3][4]。なお、2月25日は赤軍がジョージアの首都トビリシを占領した日付でもあり、国産兵器の公開日としてあえて選ばれたと推測する報道もある[4]

設計

全長は6.13メートル、重量は空虚状態で14.85トンで、歩兵戦闘車としてはかなり軽量である[1][5]

車内配置は、前部右側にパワーパックと乗員区画があり、左側に操縦区画と兵員区画への通路がある[2][1][3]。後部の兵員区画には左右に耐爆座席が並んでおり、兵員は向かい合わせで搭乗する[3]。兵員の搭乗数についてはSTCデルタの公式ページなどでは7名とされるが[2][1]、8名とする資料もある[3][5]。後部には兵員乗降用の電動式ハッチがあり、乗降の乗降時には開いたハッチがステップの役割を果たすようになっている[1]。また、車体上面にも4か所のハッチがある[5]

エンジンは400馬力のターボチャージャー付きディーゼルエンジンで、最大速度は時速70キロメートルである[1][5]。燃料は400リットルを搭載しており、450キロメートルの航続距離がある[1]。足回りはトーションバー式サスペンションを採用しており、サスペンション部は装甲で防護されている[1][5]

車体には複合装甲が採用されており、標準の状態で14.5ミリ徹甲弾の直撃に抗堪できるほか、モジュラー構造により追加の装甲を取り付けることが可能である[1]。また、NATOの車両防護規格でレベルIV相当の耐爆性能を有しており、車体底部での10キログラムのTNT爆薬対戦車地雷の爆発に耐えることができる[2][1][3]

装備

武装は遠隔操作式の無人砲塔に搭載されており、砲手は安全な車内から射撃を行うことができる[3]。主砲は23ミリ口径の2A14機関砲で、砲弾は100発を搭載している[1]。副武装として7.62ミリ口径のPKT同軸機関銃があり、こちらは500発を搭載する[1]。また、武装はユーザーの要望に合わせて変更することも可能であり、たとえば120ミリ自動迫撃砲を搭載することもできる[1][5]。このほか、車体前部に8連装の発煙弾発射機がある[3]

車体前後には視察用カメラが搭載されており、操縦手がモニターで確認することができる[1]。砲塔には赤外線カメラが搭載され、射撃統制装置も装備されていることから、全天候での交戦が可能である[1][3]。このほか、敵味方識別装置、衛星航法装置、通信装置なども装備されている[5]

運用

記念式典での一般公開なども行われているが、財政的な問題から量産は行われていない[2][6][7]国際戦略研究所の「The Military Balance 2025」によれば、2024年時点でジョージア陸軍が少なくとも3両を装備しており、それ以外の国・機関での採用は確認されていない[8]

脚注

参考文献

関連項目

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