ラスタ (航空機)
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ラスタは、UTVA 75(en:UTVA 75)の後継初等練習機として開発が始められた機材である。ラスタ 1(Lasta 1)は、操縦訓練や武装への習熟訓練に使用される機体として設計された。1985年9月に初飛行をこなした。機体は全金属製で、低翼に引き込み式主脚を備えていた。
1989年1月、発展型となるラスタ 2(Lasta 2)が製作された。この機体は、胴体は短縮されてより軽量化されており、フェランティISIS D-282射撃装置を含む新しい電子装備を搭載していた。1990年代の初めまでに、UTVAと協力企業は先行生産機10機分の部材を製造していた。しかし、1999年のNATO軍によるユーゴスラビア空爆でUTVAの航空機工場も爆撃を受け、当時存在した5機の試作機は全て破壊された。6機目の試作機は破壊を免れ、ベオグラード・ニコラ・テスラ空港の航空博物館に寄贈された。
2006年に、ラスタ発達型の開発が再開された。新バージョンはラスタ95の名で知られ、ラスタ2の基本コンセプトを継承しながら、より新しい技術に応じたアップデートを図ったものとした。
2007年12月に、イラク空軍が36機(確定分20機、オプション16機)のラスタ95を発注した[1]。このイラク空軍に採用されたタイプはラスタ95Nと呼ばれる。初号機は2010年8月5日にイラクに運ばれた。発注20機の最終機は2012年2月に到着した。報道によれば、これらの機材はイラク軍によるISISへの攻撃にも使用されていると伝えられている[2]。
2012年3月までに、セルビア空軍及び防空軍の発注した15機のラスタ95のうち2機が就役した[3]。セルビア空軍及び防空軍向けのタイプは、ラスタ95Nに対し、エンジン出力の強化、新しいグラスコックピットの採用、翼下ハードポイントの搭載重量の増加(120kgまで)などの改良を施したもので、ラスタ95V-54と呼ばれる。



