ラボック (テキサス州)

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約350.0 km2 (135.1 mi2)
標高992 m (3255 ft)
人口(2023年現在)
約264,000人人
Lubbock
ラボック(City of Lubbock)
[[ファイル:
Flag of Lubbock, Texas
Flag of Lubbock, Texas
|125px|border|Lubbockの市旗]]
愛称 : Hub City(ハブ・シティ)
地理
面積  
   約350.0 km2 (135.1 mi2)
標高 992 m (3255 ft)
人口
人口 (2023年現在)
   約264,000人人
公式ウェブサイト : https://ci.lubbock.tx.us/

サムネイル

ダウンタウン

ラボック(Lubbock)は、アメリカ合衆国テキサス州の都市。ラボック郡の郡庁所在地である。人口は25万8870人(2020年)。市名の由来は、南北戦争にさかのぼる。当時の警察組織であるテキサスレンジャーズの一員で南部同盟の大佐であった w:Thomas S. Lubbock にちなんでいる。テキサス工科大学がある学園都市。

綿花栽培が盛んである。は少ないが、オガララ帯水層 (Ogallala Aquifer) からの地下水が豊富である。1950年代後半のロックスター、バディ・ホリーの生誕地でもある。

設立と法人化

ラボック(Lubbock)は、テキサス州北西部のサウスプレーンズ(South Plains)に位置する都市である。その歴史において、荒野の辺境に位置する駐屯地から、農業・教育・医療の主要拠点へと発展を遂げた。その地理的役割から、「ハブ・シティ(Hub City)」の愛称で親しまれている。

ラボックの歴史は、19世紀後半の開拓期にまで遡る。

  • 初期の設立(1876年): 1876年、入植地として設立された。地名は、テキサス・レンジャーの元隊員で連合国軍の将校であったトーマス・S・ラボックにちなんで名付けられたものである。
  • 郡庁所在地への選出(1891年): 1890年、競合する2つの集落「オールド・ラボック」と「モンテレイ」が合併し、現在のラボックの原型が形成された。翌1891年には、正式にラボック郡の郡庁所在地に選ばれ、地域の行政中心地としての歩みを始めた。
  • 市制施行(1909年): 1909年、公式に法人化され「ラボック市」が誕生した。同年に開通したサンタフェ鉄道(Santa Fe Railway)は、街の運命を劇的に変え、流通の拠点(ハブ)としての地位を決定づけた。

農業の発展と「白い黄金」

入植者たちは、土壌の下に広がる巨大なオガララ帯水層(Ogallala Aquifer)を発見した。

  • 灌漑農業: 地下水を利用した灌漑技術の普及により、乾燥した平原は綿花生産の一大拠点へと姿を変えた。今日でも、ラボック周辺は世界最大の連続した綿花栽培地域として知られている。

テキサス工科大学の創設(1923年)

1923年、テキサス工科大学(当時:Texas Technological College)の設立が決定した。

  • 多角化: 大学の存在は、農業主体の経済に教育・研究という新たな柱をもたらした。
  • 医療拠点化: その後、法科大学院やテキサス工科大学医療センター(TTUHSC)が設置され、ラボックは西テキサスからニューメキシコ州東部にわたる広域の高度医療センターとしての役割を担うようになった。

音楽遺産と「ラボック・サウンド」

ラボックは、ロックンロールの先駆者バディ・ホリー(Buddy Holly)の生誕地として世界的に有名だ。1950年代、ホリーと彼のバンド「ザ・クリケッツ」は、現代のロックバンドの標準となる編成を確立した。また、ウェイロン・ジェニングスなど多くのアーティストを輩出し、独自の音楽文化を築いている。

1970年の竜巻と復興

1970年5月11日、巨大なF5級の竜巻がラボックの中心部を直撃した。26名の犠牲者を出し、ダウンタウンに壊滅的な被害をもたらしたが、この教訓からテキサス工科大学に国立風力研究所(National Wind Institute)が設立された。現在は風力科学と暴風対策における世界的な研究拠点となっている。

地理

テキサス州内の位置

ラボックは北緯33度33分53秒 西経101度52分40秒 / 北緯33.56472度 西経101.87778度 / 33.56472; -101.87778 (33.564735, -101.877793)[1]に位置している。

アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積297.6 km2 (114.9 mi2) である。このうち297.4 km2 (114.8 mi2) が陸地で0.3 km2 (0.1 mi2) が水域である。総面積の0.09%が水域となっている。

気候

ケッペンの気候区分ではステップ気候に区分される。降水は冬は少ないが、初夏と秋にやや降水が多くなる。冬も日照が多く昼間を中心に温暖であるが朝晩は氷点下まで冷え込み、時折寒気の影響を受け降雪がみられる。夏は高温かつ乾燥・多日照であり、35℃前後まで最高気温が上がる日も多い。

ラボック (テキサス州) (平年値 1981–2010)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温記録 °C°F 31
(87)
32
(89)
35
(95)
40
(104)
43
(109)
46
(114)
43
(109)
42
(107)
41
(105)
38
(100)
32
(90)
28
(83)
46
(114)
平均最高気温 °C°F 12.3
(54.1)
14.9
(58.9)
19.3
(66.7)
24.1
(75.4)
28.8
(83.8)
32.6
(90.6)
33.8
(92.8)
32.9
(91.3)
29.2
(84.5)
24
(75.2)
17.6
(63.6)
12.3
(54.1)
23.5
(74.3)
平均最低気温 °C°F −3.1
(26.4)
−1.1
(30.1)
2.8
(37.0)
7.6
(45.7)
13.3
(55.9)
17.9
(64.2)
19.8
(67.7)
19.2
(66.6)
14.9
(58.8)
8.8
(47.9)
2.2
(35.9)
−2.7
(27.1)
8.3
(47.0)
最低気温記録 °C°F −27
(−16)
−27
(−17)
−19
(−2)
−8
(18)
−3
(27)
4
(39)
9
(49)
6
(43)
1
(33)
−8
(18)
−18
(−1)
−19
(−2)
−27
(−17)
降水量 mm (inch) 16.5
(0.65)
19
(0.75)
27.9
(1.10)
35.8
(1.41)
58.4
(2.30)
77.2
(3.04)
48.5
(1.91)
48.5
(1.91)
63.8
(2.51)
49
(1.93)
21.6
(0.85)
19.3
(0.76)
485.6
(19.12)
降雪量 cm (inch) 6.6
(2.6)
4.1
(1.6)
1.5
(0.6)
0.5
(0.2)
0
(0.0)
0
(0.0)
0
(0.0)
0
(0.0)
0
(0.0)
2.3
(0.9)
5.8
(2.3)
20.8
(8.2)
平均降水日数 (≥0.01 in) 3.7 4.5 5.0 4.8 7.3 8.2 6.2 6.9 5.8 5.7 3.8 4.4 66.3
平均降雪日数 (≥0.1 in) 1.9 1.4 0.8 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.6 1.8 6.8
% 湿度 57.9 56.7 49.7 47.2 52.8 55.7 54.5 59.4 64.3 59.3 57.7 59.5 56.2
平均月間日照時間 210.1 202.9 267.8 286.3 310.7 326.0 338.0 318.6 261.6 258.2 214.7 201.7 3,196.6
日照率 66 66 72 73 72 76 77 77 71 73 69 65 72
出典:NOAA (extremes 1911–present, sun and relative humidity 1961–1990)[2][3][4]

経済

2016年、アメリカ地質調査所は、ラボックからミッドランドにかけて広がるシェール油田が、過去、アメリカ国内で発見された油田の中でも最大規模であることを発表した[5]

交通

著名な出身者

脚注

外部リンク

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