ランドサット4号
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特徴
ランドサット4号は85Mビット/秒の最大送信帯域幅を持ち、マルチスペクトラルスキャナー(MSS)が新型に変更され、画像用放射計(Thematic Mapper、TM)センサーが搭載された。分解能は最大30mであった。
打ち上げから短期間の内に、ランドサット4号は太陽光電池の半分からの給電能力と科学データを直接地上に送信する能力を失い、予想よりも早く失敗に終わる可能性があった。このため、ランドサット4号と同じ仕様でランドサット5号を早く打ち上げることとなった。しかし、データ中継衛星を利用するTDRSシステムが稼動を開始したことによって、ランドサット4号の科学的運用は再開されることとなり、1986年1月にはスタンバイの状態となった[1]。ランドサット5号がTDRSとのリンクをやめた後、ランドサット4号は衛星データの国際的なカバーを提供するため1987年に運用状態に戻された。TDRSとのリンクを得たことで地上局への視線を越える画像領域能力がもたらされ、1993年にTDRSとのリンクを失うまで運用を継続し、その後科学データの送信を終了した[2]。
ランドサット4号はランドサット計画でTMセンサーを組み込んだ初めての衛星であった。ランドサットのTMセンサーは4バンドのデータを収集するMSSとはちがい7バンドのデータを収集可能だった。MSSよりも3つのバンドを多く持つことに加えてTMデータはより解像度が高いデータを収集でき、MSSの分解能が79m-82mであるのに対して、TMのバンド1~5とバンド7は空間分解能が30mであった。熱赤外バンドであるバンド6は最大空間分解能が120mであった。なお、ランドサット5号は4号と同じ仕様のバックアップ衛星であったが、その後25年間に渡って運用が続けられた[3]。