リキャップ
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エイズ治療拠点病院を対象とした1996年-1998年の調査によると、針刺し事故は計11,798件(病床100床あたり4件)発生しており、その発生状況はリキャップ時が26%と最も多く、中でも採血後のリキャップが最多であった[1]。
針刺し事故によって患者に使用した後の注射針が刺さると、患者が感染症に感染している場合、血液感染が起こる可能性がある。日本においても、針刺し事故によるB型肝炎ウイルス(HBV)C型肝炎ウイルス(HCV)への感染や、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染し後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症した例が報告されている(ただし、その原因がリキャップであるか否かは特定されていない)[2]。
針刺し事故による感染率はHBVで最も高く6〜30%、HCVで1.8%、HIVで0.3%と報告されている[3]。HBVは、特にHBe抗原陽性の場合に22〜31%と感染率が高く、HBe抗原陰性の場合の感染率は1〜6%と報告されている。

