リコリン

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リコリン
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.006.822 ウィキデータを編集
KEGG
UNII
特性
化学式 C16H17NO4
モル質量 287.31 g mol−1
融点

275 ~ 280 °C(分解)

比旋光度 [α]D −129 (c = 0.16, エタノール)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

リコリン(lycorine)は、天然に見られるアルカロイドの一種である。 なお、構造上の分類では、ノルベラジンアルカロイドの範疇に当たる。

リコリンは植物に含まれる有毒成分として知られるアルカロイドであり[1]、その名はヒガンバナ属の「リコリス(Lycoris)」に由来する。ただしヒガンバナだけに含まれているわけではなく、ヒガンバナ科スイセンなどにも含有される。ナミビアなど、アフリカ南部の乾燥地帯に居住するサン人をはじめとする部族は、古来よりヒガンバナ科の植物に含まれるリコリンを、矢毒として利用してきた。

なお、ヒガンバナ中のリコリンの濃度は、生の鱗茎中に 0.5 (mg/g)、生葉中に 0.3 (mg/g)程度である[2]

生理作用

脚注

参考文献

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