リュウビンタイ属
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以下の写真もホソバリュウビンタイ
大型になる常緑性のシダ類[1]。根茎は短く直立しており、塊状をなす。葉には基部に托葉状の付属物があり、これは長く残って根茎表面に並ぶ。葉は(1~)2回羽状複葉。葉柄基部や羽軸の基部にはマメ科の葉枕のような膨らみがある。多数の小羽片はそれぞれがほぼ同型同大になっており、縁には細かな鋸歯がある。その主軸から両側に出る側脈は多数が平行に並び、それぞれ分岐しないかまたは1回だけ叉状に分枝し、その先端は鋸歯の先端に達する。また鋸歯の間のくぼみから発して側脈の間を主軸方向に伸びる偽脈が見られるが、これを持たない種もある。
胞子嚢群は普通は羽片の縁側に発達し、大型の胞子嚢が側脈の両側に数個ずつ、それぞれ1列をなして生じる。それらの胞子嚢は基部で互いに癒合し、一体になっている。胞子は4面体形で染色体数の基本数X=40。
学名はギリシャ語の angeio と pteris からなり、前者は包む、を意味し、後者は翼であるが転じてシダを指す。本属のものの根茎が托葉状の付属物に覆われていることからの名とされる。
- 株元の様子
托葉状の構造が並ぶ - 葉身の形
- 羽片の形
- 羽片の基部が葉枕のように膨らむ
- 胞子嚢群の様子