リンバ族 (シエラレオネ)
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19世紀のリンバ族が使用していた矢。手に持ってこれを示しているのは、バフォディアの町の首長 (town chief of Bafodia) ママドゥ・マンサライ (Mamadou Mansaray) である。1967年撮影。 | |
| 総人口 | |
|---|---|
| 792,190人[1] | |
| 居住地域 | |
| 言語 | |
| リンバ語、英語、クリオ語 | |
| 宗教 | |
| キリスト教、イスラム教、土着信仰 |

リンバ族(リンバぞく、Limba)は、シエラレオネの民族集団。彼らはシエラレオネの総人口の 12.4% を占め、国内で3番目に大きな民族集団となっている[1][2]。リンバ族は国の北部に分布し、7つの州に広がっているが、特に北部州に多数が居住している。
リンバ族は、シエラレオネ最古の先住民であると考えられている[3][4]。彼らはシエラレオネの他の言語とは関係がない、独特の言語を話している[5]。
リンバ族が特に多いのは、北部州であり、とりわけボンバリ地区、コイナドゥグ地区、トンコリリ地区、また北西部州のカンビア地区、カレネ地区であるが、隣国のギニアには少数しか居住していない[6]。
シエラレオネでは、イギリスによる植民地統治の時代に、何千人ものリンバ族が首都フリータウンや、その近郊の西部地域に移り住んだ。その結果、相当数のリンバ族が、フリータウンや西部地域に居住している。
16世紀、17世紀、18世紀を通して、多数のリンバ族が、奴隷として北アメリカに船で送り出された。
リンバ族はおもに米作農民、交易者、狩猟者として、シエラレオネの北部州の中でもサバナや疎林が広がる地方に住んでいる。シエラレオネに190ある非都市地域の首長領のうち、16か所ではリンバ族が多数集団となっており、彼らのコミュニティはパラマウント・チーフと呼ばれる伝統的指導者によって統治されている。
リンバ族が多数居住する町には、バフォーディア、ワラ=ワラ・ヤガラ首長領、カバラ、カマクウィ、ビンコロ、カマバイ、マディナ、ファドゥグ、カマササ (Kamasasa)、マボント、カマシギ (Kamasigi) などがある。
リンバ族は、少女が成人する過程における、生殖能力、道徳、適切な性的礼儀作法についての知識を少しずつ与え、しっかりした態度を確立することを目的として、ボンド (Bondo) と称される秘密結社(地域によってはサンデ (Sande) とも称される組織)の実践をおこなっている。この組織は、成員の生涯を通じての福祉にも関心を寄せている[7][8][9]。